ベルギーリーグ1部のシント=トロイデン(STVV)に所属する日本代表GK、シュミット・ダニエルがクラブとの契約延長に合意した。2019年から同クラブに所属し、ケガにより戦列を離れる時期もあったが、これまでに50試合に出場。評価を高めていた。

上写真=STVVとの契約延長に合意したシュミット・ダニエル(写真◎STVV)

上位に導けるようなプレーをしたい

 ベルギーに渡り、3シーズン目を迎えているシュミット・ダニエルが、所属するSTVVとの契約延長に合意した。契約期間については明かされていない。本人のコメントは以下の通り。

「ベルギーに来てからケニー(ステッぺ)選手がケガをしてすぐに出場機会を貰えて、自分が怪我を負うまでの半年間はマーク・ブライス(元)監督の下、新鮮な経験ができました。その6ヶ月は自分のヨーロッパのキャリアをスタートさせた自分にとって充実した半年でした。長期間の怪我から復帰してからは、何度かチームの勝利に貢献できた試合があったり、昨シーズンは残留争いと苦しいシーズンを経験しました。ベルギーでどうプレーすればいいのかの手応えは感じてきているところなので、今シーズンは、チームを上位に導けるようなプレーをしていきたいです。
 このタイミングで契約延長をしてもらえて、クラブから評価をしてもらえている証拠だと思うので、しっかりと責任を持って頑張りたいと思います」

 今季は開幕戦から4試合すべてに先発出場。1勝1分け2敗と黒星が先行している状況だが、守備の要としてここから巻き返しを図る。次戦は日本時間21日深夜27時45分から行なわれる第5節のコルトレイク戦。しっかり勝利を飾りたいところだ。

■シュミット・ダニエル
・生年月日:1992年2月3日
・ポジション:GK
・出身:アメリカ合衆国
・身長/体重:197cm/88kg
・経歴:ベガルタ仙台→ロアッソ熊本(期限付き移籍)→松本山雅FC(期限付き移籍)→シント=トロイデン