DAZNと10のスポーツメディアで構成される「DAZN欧州組応援部」の企画として、2021年3月度の『月間ベストプレーヤーズ』が各メディアの投票により、決定した。この企画はDAZNで配信する欧州リーグ戦を対象に、対象期間内の日本人選手のパフォーマンスを10のメディアが独自の基準で評価。投票により、上位3選手を「月間ベストプレーヤーズ」として表彰する。

上写真=ゲンクで2ケタ得点を記録した伊東純也。チームメイトからの信頼も厚い(写真◎Getty Images)

■3月月度対象期間は2021年3月1日から3月29日まで。
■対象となるリーグ(DAZN配信)は、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、リーグ・アン、ベルギーリーグとなる。
■参加メディア(10メディア)。DAZN NEWS/Football ZONE WEB/サッカーキング/サッカーマガジンWEB/footballista/Qoly/超WORLDサッカー/Goal/MILKサッカーアカデミー/サッカーダイジェストWeb(※順不同)

代表月間で試合数の限られる中、活躍したのがこの3人!

 サッカーマガジンWEBも参加する『DAZN欧州組応援部』による月間表彰を紹介していく。3月度の1位は伊東純也に決まった。対象期間中にシーズン2ケタ得点の大台に乗せた。2位は植田直通。冬にベルギーのセルクル・ブルージュからフランスのニームに移籍し、3月3日にリーグ1デビューを果たした。3位も冬の移籍組だ。スペインのビジャ・レアルからヘタフェに加わった久保建英が選出されている。

1位 伊東純也(RCゲンク=ベルギー)

インサイドでプレーすることで幅を広げ、ゴールを挙げている伊東純也(写真◎Getty Images)

 対象期間中の2試合で3得点をスコア。スタンダール・リエージュ戦では2ゴールを決めて、シーズン通算10ゴールを記録した。クラブの好調を3月末の日本代表の活動にも持ち込み、3月30日のモンゴル戦では2得点4アシストを大暴れ。破格の活躍で勝利に貢献した。

2位 植田直通(ニーム・オリンピック=フランス)

フランスでリーグデビューを果たし、存在感を示している植田直通(写真◎Getty Images)

 3月3日のニース戦で後半途中から出場してリーグアンデビューを飾ると、以降の4試合は先発フル出場(対象期間中は3試合に出場)を果たし、自身の能力をピッチで示した。定位置の確保に向けて試合のたびにアピールしている。

3位 久保建英(ヘタフェCF=スペイン)

期間中の2試合では、枠内シュート数がチーム内1位、ラストパス数はチーム2位。久保建英は出場すれば、ピッチでしっかりその力を示している(写真◎Getty Images)

 対象期間中の2試合では1試合に先発、1試合に途中出場。7試合ぶりに先発したエルチェ戦では移籍後、初アシストも記録した(1-1)。まだまだ、その才能をフルに発揮したとは言い難いが、3月末のU-24日本代表活動中の取材では、昨季のシーズン末の結果が今季につながったと話し、シーズン終盤の活躍を誓っていた。

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