U-24日本代表MF久保建英が、A代表に完敗した2日前の悔しさを晴らすパフォーマンスを披露。6-0で大勝したU-24ガーナ代表との一戦で、1得点以外にも多くのチャンスに絡み、疲労が残る中でも結果を出したことを喜んだ。

上写真=32分に上田のパスから2点目を蹴り込む久保(写真◎Getty Images)

■2021年6月5日 国際親善試合(@ベスト電器スタジアム/リモートマッチ)
U-24日本代表 6-0 U-24ガーナ代表
得点者:(日)堂安律、久保建英、オウンゴール、相馬勇紀、上田綺世、三笘薫

「後半は足がつりかけた」

 16分に強烈な左足シュートを放ち、相手GKがはじいた浮き球をMF堂安律が蹴り込んで先制点に絡んだ久保は、32分に自ら2点目。エリア内でFW上田綺世からのパスを受けると、左足で蹴り込んでネットを揺らした。

「上田選手と(相手が)フィフティー・フィフティーのボールになって、上田選手が勝ってくれると思って中に入った」後に、予想通りにボールを保持した上田にパスを要求。「ボールが来て、良いコントロールで中に入れたので、あとは落ち着いていて流し込むだけだった」とゴールシーンを振り返る。このゴールの前にも、ドリブルからの右足シュートがクロスバーに当たるなど、多くの見せ場を作って攻撃をリードした。

 2日前の6月3日、札幌でA代表に0-3で敗れた試合では、先発してハーフタイムに交代した。翌日は予定していた博多へのフライトが遅れるなどのトラブルに見舞われ、中1日で迎えたこの日は「45分しか出ていないのに、こんなにきつかった」という状態。「体力的には本当に厳しく、自分も後半は足がつりかけて、いつもの自分なら簡単に通せるパスを何本もミスしてしまった」と明かすほどだった。

 それでも、A代表に完敗した悔しさが大きなエネルギーに。「向こうは意地とプライドを見せてきて、自分たちのチャレンジャー精神が及ばなかったのかな、と自分の中で総括している」という一戦を経て、U-24ガーナ代表と対戦するにあたって「今度は年代も一緒の相手。負けるわけにはいかなかったので、勝ててよかった」と静かに語った。

 DF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航のオーバーエイジ3人を「安定感があって、(ボールを)自分たちが奪ってほしいところで奪ってくれる」と評し、時にポジションを入れ替えながらプレーした堂安との連係について「同じレフティーで、似た特徴の選手がいると、すごくやりやすい。相手にとっては、非常に嫌だと思う」と手応えを口に。「負けたら何も残らないと思っていた。しっかり勝って、とりあえず一息つきたいと思っていたので、形になってよかった」と安堵の表情を浮かべた。