東京五輪に向けて活動するU-24日本代表は、6月5日にU-24ガーナ代表と、12日にジャマイカA代表と国際親善試合を戦う予定だが、急きょ3日にサムライブルーと試合を行なうことが決定した。旗手怜央がオンライン取材に応じ、現在の心境を語った。
上写真=3月のアルゼンチン戦2試合にも出場した旗手怜央(写真◎小山真司)
「僕も正直、どのポジションをやるのか分からない」
東京五輪のメンバー入りを争う今回の合宿でも、旗手怜央のやるべきことは明確だ。「今まで(所属)チームでやってきたことをこの活動でもしっかり出しつつ、チームの勝利に貢献できればいいです」と、川崎Fで披露しているプレーを出していく構えだ。
6月5日のU-24ガーナ代表戦が今回の合宿中の1戦目になるはずだったが、その前の3日にサムライブルーとの試合が組まれることとなった。「聞いたときはすごくワクワクした」とA代表との対戦を待ちわびる。「今、日本を代表する選手たちが集まっているチームなので、そういう相手に自分がどこまでできるのか、すごく楽しみ」と闘志を燃やしている。
3月のアルゼンチン戦では、左サイドバックでもプレーした。前線から最終ラインまで、幅広いポジションをこなすユーティリティープレーヤー。「やることはゴールを取って、ゴールを守るという本当にシンプルなこと。どのポジションであってもそれを徹底的にやりたい。ポジションに関係なく、意識したいです」と話す。
「僕も正直、どのポジションをやるのか分からない」
3日のA代表との試合では、果たしてどのポジションで出場することになるのか。
どのポジションを任せられようとも、旗手はピッチ上のあらゆる場所で攻守に存在感を放っていく。