東京五輪世代の国内組による『U-23日本代表候補トレーニングキャンプ』の2日目(23日)となったこの日も午後の練習ではゲーム形式のトレーニングを実施。齊藤未月は初日に続き、ボランチの一角に入り、アグレッシブにプレーした。

上写真=齊藤未月は2日続けてゲーム形式の練習でドイスボランチの一角を務めた(写真◎サッカーマガジン)

A代表レベルに持っていくのが大事

 23日午後のゲーム形式の練習で4-2-3-1のドイスボランチの一方を務め、鋭いを動きを見せた。攻守両面でボールに絡み、チームを機能させていく。2020年シーズンは所属する湘南で攻撃的なポジションを担うことが多かったが、今回の合宿ではここまで齊藤はボランチとしてプレーしている。

「今シーズン、ダブルボランチから一列上がったポジションでプレーすることが多くて、ゴールに関わるプレーやその前のプレーもそうだし、ゴールの近くに行く回数がすごく多かった。そこは継続していきたいです。目に見えるアシストや得点も増やしていかないといけないと感じています。僕自身、ロシアに行ってもそうですけどボックス・トゥ・ボックスの、どこにでも顔を出せるような選手になれればいいと思います」

 国内組としては、最後の五輪代表の活動になる。齊藤は来年1月から2022年6月までロシアのルビンカザンに期限付き移籍することが決まっているからだ。激しいリーグへ身を投じるのはもちろん自身の成長を考えてのこと。

「活動自体は、横さん(横内)も森保さんも言っていますけど、五輪の先にA代表があるし、A代表に選ばれるレベルに持っていくことが大事だと思います。そのための移籍だと思っています」

 五輪代表だけに留まらず、A代表へとステップアップしていくことを目指す。およそ1年ぶりの活動となる今回の合宿では、改めて自身の持ち味とこの間の成長をアピールするつもりだ。

「たくさんいろいろなタイプの選手がいますし、一人ひとり特徴を持った選手が代表に選ばれていると思う。ここに選ばれていないボランチの選手もたくさんいるので、競争になる。海外組のこともあるし、その競争に打ち勝つために自分の良さを出すことが一番大事だと思います」

「良くも悪くも僕は動き回る。攻撃でも守備でも、いろいろなところに顔を出す。止まらないといけないときもありますが、一番の良さは動き続けて、いろいろなところに顔を出せる部分が自分の良さだと思っています」

 いち早くピンチを察知し、ボールの争奪戦に身を投じ、積極性にボールに絡んで展開する齊藤の姿は、今回の合宿でも目を引いている。

「活動自体が空いてしまっていましたが、チーム(湘南)でやることをやってここに選ばれていると思います。しっかり自分のプレーを出すこともそうですし、チーム(五輪代表)としてのレベルアップ、個人のレベルアップを求めてやっていきたい」

 積み上げてきたもの、自身の持ち味をしっかり出し切って、ロシアへ。飛躍する2021年にするために、さらにはその先の未来も見据えて、齊藤は合宿に臨んでいる。