日本代表FW上田綺世が、またも結果を残して別格の存在であることを証明した。10月5日に行なわれたキリンカップ決勝のニュージーランド戦で、前半に先制点。今回の活動で初めて先発した一戦でネットを揺らし、4試合で4得点を奪って期待に応えた。
上写真=28分、ゴール前のこぼれ球に反応した上田が左足で蹴り込んで先制点! チャンスを逃さずゴール上に決めた(写真◎高野徹)
■2026年10月5日 キリンカップ決勝(観衆61,812人/@MUFG国立)
日本 2ー1 ニュージーランド
得点:(日)上田綺世、堂安律
(ニ)ベン・オールド
ゴール前のこぼれ球に鋭く反応
DF中野就斗の右からのクロスが相手の選手に当たり、エリア内中央にこぼれた一瞬を見逃さなかった。いち早く反応し、左足でゴール上に蹴り込んでネットを揺らす。先制点を奪うと満面の笑みでチームメイトと喜びを分かち合った。
こぼれ球が目の前にこぼれたシーンを「運も良かったですね」とコメント。冷静に「よく『かみ合い』という話をしていますけど、いまは、そういうこぼれてくる時期なのかなと思います」と振り返った。
ここまでは途中出場で結果を残してきた。9月24日のウルグアイ戦は後半途中からの出場で1得点、同28日のベネズエラ戦では後半開始からの出場で2得点を奪い、勝利に貢献。10月1日のエクアドル戦は後半開始からの出場で無得点に終わったものの、今回の活動で初先発となった一戦で期待に応えた。
DF鈴木淳之介のクロスに打点の高いヘッドで合わせた48分のシュートがクロスバーに当たり、75分にはMF中村敬斗のパスから右足でネットを揺らしたシュートがオフサイドの判定。2点目は奪えず「後半もチャンスがあったし、もっとチームを楽にできるシーンがあったので、まだまだかなと思う」と反省点も口にした。
それでも78分に交代で退くまで得点の匂いを感じさせ、これぞエースという働きを見せた。日本は前半の失点で追いつかれたが、71分にMF堂安律が勝ち越し点を決めて2-1で勝ち、キリンカップ優勝。ブラジル、パラグアイと対戦する11月の活動、その先のアジアカップに向けて「まずは自分のクラブで結果を残すこと。それは各々大事だと思うので、また次に呼ばれるように頑張ります」と力強く語った。