サッカー日本代表は現地20日(日本時間21日・13時)、北中米ワールドカップのグループステージ第2節、チュニジア代表戦に臨む。相手が守備的に戦うことが予想される中、日本は勝ち点3を得るためにどんなメンバーで臨むのか。勝ち切るための先発11人を予想した。

伊東と小川はゲームチェンジャーとして期待

森保監督は前日会見で監督が交代したチュニジア戦に対する警戒を口にした(写真提供◎JFA)

 ウイングバックは右に菅原由勢、左に中村敬斗、そして2シャドーは右に堂安律、左は前田大然と予想した。狭いエリアでプレーすることが得意でミドルレンジからのシュートも備える堂安は、右ウイングバックではなく、よりゴールに近い右シャドーでプレーするのではないか。一方で、今回は左の前田が外(ウイングバック)でプレーし、中村がシャドーを務めるケースも考えられる。いずれにせよ、頻繁なポジションチェンジがチュニジアの堅守を破るカギになるはずだ。

 また、右ウイングバックに予想した菅原はクロスやセットプレーのキッカーとして重要な存在であり、守備的な相手からゴールを奪うための大きな役割を担うとみる。

 シャドーには他にも伊東純也や鈴木唯人、後藤啓介、町野修斗(前日練習は体調不良で欠席)ら候補者は多い。とくに伊東は膠着状態を打ち破るゲームチェンジャーとして貴重な存在だろう。オランダ戦でもその能力を発揮したように、チュニジア戦も途中から出場すると予想する。他の選手たちもピッチに立つとすれば、先発組が暑さによって疲弊したあとに、バトンを引き受ける形になるのではないだろうか。

 1トップはオランダ戦に続き、上田綺世が務めるはずだ。小川航基もまた、伊東と同様にスコアを動かしたい状況で投入されると考える。

 前日会見に出席した森保一監督は、「オランダ戦は選手たちが非常にいいパフォーマンスを見せてくれて、最後まで粘り強く戦い、勝ち点1を掴み取ってくれました。ただ、オランダ戦の戦いがチュニジア戦の勝利を約束してくれるわけではありません。監督も代わって、チュニジアは非常にモチベーション高く、死に物狂いで1戦目の敗戦を取り返しにくると思います。そのメンタリティに受け身にならず、我々も勝利するために相手よりも強い気持ちを持って、さらに我々が前進していくんだという気持ちで臨みたい」と決意を語った。

 決勝トーナメント進出を大きく引き寄せる注目のチュニジア戦は、日本時間21日、13時にキックオフされる。

取材◎佐藤景【現地】