日本のワールドカップ初戦は2-2のドロー。オランダに2度、リードを許しながらも、粘り強く勝ち点1をもぎ取った。最初に追いついたのは中村敬斗の見事なフィニッシュによるもの。久保建英とともに左を崩して右足を振り抜いた。

上写真=最初の同点弾は中村敬斗。得意のフィニッシュで決めてみせた(写真◎JMPA毛受亮介)

■2026年6月14日 北中米ワールドカップ・グループステージF組第1節(ダラス)
オランダ 2-2 日本
得点=(オ)ファンダイク、サマーフィル
   (日)中村敬斗、鎌田大地

「大きな自信になる」

 中村敬斗のフィニッシュで、日本の底力を見せた。

 ファンダイクに51分に先制されたあとの58分だ。自ら左裏の久保建英に振っておいて、時間を作る間にさらに近寄ってもう一度パスをもらう。右に2度、ずらしてから右足を振り抜いたシュートが相手の足に触れてわずかにコースが変わり、ゴール左へと飛び込んだ。

「左サイドで久保選手と2人で崩して、久保選手がパスをくれるのは分かっていた中で、自分の中でパスもらう前に、ファーに打つふりをしてニアに打つイメージはできていたので、狙い通りのゴールだったと思います」

 このあと、64分にさらにリードを奪われたものの、89分に小川航基のヘッドを鎌田大地が触って送り込み、粘り強く2-2で終えた。

 勝つことはできなかったが、緊張もある初戦で、2度のビハインドをいずれも追いついたことが重要だった。

「まず初戦に勝ち点1を取って、強豪相手にこの勝ち点は本当に自信になると思いますし、2回のビハインドから追いつけたのは、チームとしてこれから戦っていく上で大きな自信になると思います」

 次はチュニジアが相手。堅守で鳴らすチームだ。

「またチュニジア戦は全然違った戦いになると思うので、5日間準備する必要があると思いますし、今日はチームとして大きな勝ち点が取れたので良かったなと思います」