北中米ワールドカップに臨む日本代表が5月15日に発表され、DF冨安健洋が選ばれた。負傷の影響で3月のイギリス遠征も辞退するなど、ほぼ2年間、日本代表ではプレーしていない。それでも選ばれたことの意味を大切に戦い抜くことを誓った。

上写真=冨安健洋が日本代表に帰ってきた。センスあふれる守備で戦い抜く(写真◎Getty Images)

「楽しむことを決して忘れず」

「たくさんの人に支えられてきたからこそ今の自分がいます。

 ワールドカップという舞台に立ちたくても立てない選手もいる中で、選出してもらったこと、そこに責任を感じながら日本のサポーターのためにプレーします。

 楽しむことを決して忘れず、日本の目標である優勝に貢献できるよう、いま僕が持っているすべてを出し切ります」

 冨安健洋の誓いの言葉だ。

 日本代表としては、2024年6月11日のワールドカップ2次予選・シリア戦以来、出場していない。負傷の影響によりアーセナル(イングランド)を退団し、アヤックス(オランダ)に移ってコンディションを高めてきた。

 その状況で、森保一監督はこのセンターバックをメンバーに指名した。どれだけ信頼が厚いのかは、会見の言葉からあふれていた。

「コンディションにおいては、練習試合では90分やっている、戦術的に公式戦では直近、プレーはしてませんが、メンバーに入ってコンディションに問題はないと現地でメディカルスタッフが確認した」

「(3月のフェイエノールト戦で)屈指のインテンシティーの中で見せたパフォーマンスは素晴らしいプレーをしていて、ワールドカップ基準を確認させてもらった。ケガも問題なくコンディションも上がっている。アイスランド戦で親善試合ができて、ワールドカップに向けてインテンシティーの高い試合での準備もできながら、コンディション上げていけるということで選びました」

 そんな指揮官の思いも背に、冨安がワールドカップの舞台に戻って、優勝へとチームのために戦うつもりだ。