日本時間28日の深夜(26時開始)、サッカー日本代表はスコットランド代表とアウェーで対戦する。1トップでの先発が有力視されるFW小川航基は、自らの得点でチームを勝利に導きたいと強い意欲を示した。

上写真=ハムデン・パークでの前日練習に臨んだ小川航基(写真◎青山知雄)

セットプレーからの得点は自分の強み

「相手の選手の所属チームだったり、分析している中で非常にいいチームだっていうのは皆が共通意識を持っています。その中で得点を取らなきゃいけないっていうところで、少ない代表(活動)期間の中ですが、(準備を)やってきたので、いろんなバリエーションを出して得点して攻略していければ」

 前日練習後、取材に応じた小川航基の表情には確かな自信がうかがえた。

「普段やっていることはここでも必ずできると思うし、相手のディフェンスに関係なく、いつも通り自分のプレーをすることができれば、チームの助けになれるし、僕自身が得点してチームを勝たせられるんじゃないかなと思う」

 2023年からオランダのNECナイメヘンでプレーする。タフな日常で磨いてきた個の力が、勝利に直結するとの自負がある。今回の遠征は北中米W杯に向けた強化の場であると同時に、選手個々にとってはメンバー入りに向けたアピールの場でもあるが、過度に気負うことはない。普段通りの姿を見せることこそが、本大会への道につながると考えているからだ。

 最終予選でも証明してきたが、小川は攻撃のセットプレーにおいてたびたびターゲットとなってきた。ボックス内での入り方やタイミングの取り方に優れ、キッカーが放つボールの質を見極める能力に長けている。強豪との一戦において、セットプレーが勝敗を分ける大きな鍵になることは言うまでもない。

「セットプレーから得点を取るのは僕自身の強みでもあるし、この代表チームでも何回か見せてきましたけど、セットプレーから点を取れれば、相手に大きなダメージを与えることもできる。それはチームを助けることになる。個人的にはすごく自信のあるセットプレーなんで、そこで点を取ることができれば、僕のいいところも示すことができると思うし、チームを勝利に導ける」

 190センチ超の選手を複数人擁するスコットランドを相手にしても、小川の自信は揺るがない。チームに勝利をもたらし、自らも北中米W杯のメンバー入りを確定させる。その決意を胸に、敵地のピッチに立つ。

取材◎佐藤景[現地]