上写真=2023年以降の代表活動にはほぼ参加している久保建英(写真◎青山知雄)
第一次政権でデビュー、第二次政権はぼぼ皆勤賞
久保建英は2019年6月9日、エルサルバドル戦で代表デビューを飾った。18歳と5日という史上2番目の早さだった。
当時は森保一監督の『第1次政権』時代。あれから6年あまりの月日が立ち、久保はチームに不可欠な存在へと成長を遂げた。カタールW杯後、2023年3月にスタートした『第2次政権』では24年元日のタイ戦と国内組で臨んだ今年7月のE-1選手権を除き、すべての代表活動に参加している。
「ケガとかなかったら僕以外にも当然、皆勤賞の人はいると思うけど、そういうのも含めて、毎回その構想に入れてもらっているのはまずありがたいですし、昔の自分だったらそういうこともなかったと思う。今、そうやって構想に毎回入っているのは有り難く受け止めたいなと思っています」
18日のボリビア戦で、森保一監督はAマッチ100試合目の指揮を執ることになる。すでに歴代最多であり、最長だが、節目の試合だ。
「クラブチームの100試合と代表の100試合って、年数が違うと思うんで。だいぶ長く、いわゆる森保政権っていうのが続いてる証だと思う。僕はいち選手ですけど、監督のサイクルが3年、4年と言われている中で、4年以上続けてやっているのはそれだけ実績があるということ。森保監督もそういうことを気にするタイプではないと思いますけど、100試合ってことで、協会も何かしら準備してくれていると思う。僕ら選手ができることはしっかり勝って終わることなのかなと。良い思い出になるようにしてあげたい」
森保監督体制になって代表デビューを飾り、成長してきた久保は言った。
気になる左足首の状態については「ぼちぼちっすね、って感じです」と説明。ガーナ戦に続いて出場するかどうかはわからないが、年内最後の代表戦でもあり、「今回の相手はプレーオフ(に回る国)ですけど、僕らは先にワールドカップ決めているんで、その面でも違いを見せたい」と話し、「気を引き締めつつも、しっかり今回は勝って終わりたい」と意気込んだ。