写真◎Getty Images
日本代表MF南野拓実が11月14日に豊田スタジアムで行なわれたガーナ戦で、鮮やかな先制点で結果を残した。16分にMF佐野海舟のパスを左足で正確にコントロールしてから、右足でフィニッシュ。逆転勝利を飾った10月のブラジル戦に続くゴールとなり、来年のワールドカップを見据えた戦いで好調ぶりをアピールした。
上写真=16分に先制点を決めた南野がスタンドに向けてアピール。冷静なフィニッシュで仕留めた(写真◎Getty Images)
■2025年11月14日 国際親善試合(観衆40,030人/@豊田ス)
日本 2−0 ガーナ
得点:(日)南野拓実、堂安律
「海舟から良いパスが来た」
一気に加速した攻撃を見事に仕上げた。奪ったボールをドリブルで運んだ佐野からエリア内左サイドでパスを呼び込むと、スムーズなトラップから正確なフィニッシュ。一切の無駄がない流れるような動きでネットを揺らした。
6分にMF久保建英のパスから右足で狙ったシュートは、しっかりミートできずGKにキャッチされたが、15分にはCKをフリックしてMF堂安律の決定機を演出。多くのチャンスに絡んでいた中での結果を「先制点が欲しいと思っていたし、海舟から良いパスが来たので、ゴールすることができてよかった」と振り返った。
日本と同じくワールドカップ出場を決めている相手に対して「まずは1対1のデュエルで負けないことや、立ち上がりで相手を圧倒できるように高い強度で試合に入っていくことを意識していた」という。日本は主導権を手放すことなく後半に堂安が加点し、完封勝利で今後にはずみをつけた。
18日にはボリビアとの年内最終戦が控える。日本の攻撃を引っ張るナンバー8は「しっかり良い準備をして、勝利に向かって頑張っていきたい」と力強く語った。