サッカーに日本代表は15日、EAFF Eー1選手権の韓国戦に臨む(日本時間19時24分開始)。招集されている3人のGKの中で、最後に登場するのが大迫敬介だ。優勝がかかった大一番に向けて意気込みを語った。
上写真=韓国戦で先発濃厚の大迫敬介(写真◎青山知雄)
自分の仕事を全うしたい
3戦目。アウェーの韓国戦。大迫敬介は、今大会の中では最も手強い相手と優勝を争う大一番で先発することになりそうだ。
「GKとしての仕事は完封することだと思っているので、ゲームの流れを読みながら自分のことをやっていきたいですけど、最後の最後、自分がしっかりとゴールマウスを守って、相手に得点を与えないという自分の仕事を全うしたいと思います」
初戦の香港戦はピサノ・アレックス幸冬堀尾がゴールマウスに立ち、続く中国戦は早川友基が好セーブでチームを勝利に導いた。ともに今回が初代表だが、『常連』の大迫は大きな刺激を受けていた。
「選手それぞれに個性があるので、自分も学びになることはすごく多いですし、今回も短い期間ではありますけど、それぞれ2人の特徴を目に焼き付けて刺激を受けました。自分自身にももちろん武器でもあるので、明日は自分自身の武器をピッチ上で表現できればと思います」
今大会には国内でプレーする精鋭たちが集っているが、ともにプレーするのは初めての選手も多い。しかし、大迫は心配ないという。
「Jリーグの試合で対戦したことがある選手ばかりなので、対戦相手としてですけど、選手の特徴はある程度わかっています。チームメイトとして新しく発見できたこともありますし、そこまで違和感はないと思います」
引き分け以上で大会連覇が決まる韓国戦。それはつまり失点しなければ、タイトルを手にできるという意味だ。
「サッカーだけじゃなくて、いろいろなスポーツで日韓戦は注目されますし、国としてプライドもあると思うので、どんな形であれしっかり勝利して、優勝したい」
大会を良い形で締めくくるために。いよいよ大迫がピッチに立つ。