日本代表は7日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の2節バーレーン戦(現地10日・19時)に向けてトレーニングを行った。前節の中国戦でフル出場し、勝利に大きく貢献した久保建英が練習後に応じた。
上写真=7日、バーレーン戦に向けてトレーニングを行った久保建英(写真◎佐藤景)
僕が相手の監督だったら…
日本がホームで中国を7−0と下した裏で、バーレーンはアウェーながらオーストラリアに1−0で勝利。次戦の日本対バーレーンは互いに連勝をかけた戦いになる。
7日の練習後に取材に応じた久保は、そうした状況を踏まえてバーレーン戦を展望した。
「(バーレーンの)印象というか予想になっちゃいますけど、やっぱり試合後も言ったように、結構前から来るんじゃないかなって個人的には思っていて、相手が日本とはいえ、(前節に)オーストラリアに勝ってるわけで、アウェーで。僕が相手の監督だったら勝ち点を取って後がないわけじゃないし、ホームで、観客の前で恥ずかしい試合を見せられないし、前から行こうよって話はすると思うんで。結構激しく前から来るんじゃないかなと。個人的にはほぼマンツー気味で、僕らの試合は多分見ていて、スリーにスリーをぶつけてくるんじゃないかなと思ってますけどね」
前回の中国戦、日本は3−4−2−1を採用し、攻撃に人数をかけることで7ゴールという大量得点を手にした。そんな日本に対して、状況的にも引いても守るのではなくバーレーンは積極的な守備を選択すると久保は予想した。
勝てば連勝で早くも日本がグループCの単独首位に立つ試合。前節大勝しているだけに楽観ムードで試合に臨むことは避けたいところだが、「(気を)引き締める材料はそろってるので。相手はアウェーで勝ち点3をとっているし、それ以上に気を引き締める材料は必要ないかなと思います」と久保。前節フル出場しており、出番があるかどうかはわからないが、意識はしっかり次戦に向けていた。