2月3日、日本はアジアカップ準々決勝でイランに逆転負けを食らって、ベスト4進出を逃してしまった。遠藤航はキャプテンとして悔しさを口にしながら、「戦いは終わったわけではない」と次の未来を見据えた。

上写真=遠藤航は5試合すべてにフル出場して、チームを支え続けた(写真◎Getty Images)

■2024年2月3日 アジアカップ準々決勝(@エデュケーション・シティ/観衆35,640人)
イラン 2-1 日本
得点:(イ)モハマド・モヘビ、アリレザ・ジャハンバフシュ
   (日)守田英正

「やっぱりアジアの戦いは厳しい」

「今日に関して言えば、イランのほうが上だったということを言わざるを得ないと思います」

 日本代表のキャプテン、遠藤航は、素直に負けを認めるしかなかった。

 28分に守田英正が先制しながら、後半にはイランがパワープレーで日本の弱点を突いてきた。55分に同点ゴールを許すと、アディショナルタイムにはPKを与えて決められて、万事休す。

「非常に悔しいですね。優勝するためにここに来たので負けたくはなかった」

 ベスト4進出を阻まれ、5試合で大会を去ることになった。そのうち、2試合に敗れた。イラクとイラン。中東の雄が仕掛けてきた肉弾戦に勝てなかった。

「チームとしてはいい準備はできたとは思ってますけど、やっぱりアジアの戦いは厳しいなということを改めて思い知らされた大会だったと思います」

 日本に対してアップセットを狙ってくる獰猛な相手に、対抗する手段を持つことができなかった。

「チームとしては、こういう厳しい戦い、こういうトーナメントをどうやったら勝っていくのかというところは、やっぱり課題なのかなと思う。勝負強さだったり、なかなか説明するのは難しいですけど、やっぱりこういうところで勝ち切れるチームには何か要因はあると思っています」

 その要因を突き止めて、日本の力にしなければならない。

「まだこれで別に僕らの戦いは終わったわけではないので、この悔しさを一人ひとりが感じ取って、チームに戻ってやっていかないといけない」

 この大会で5試合すべてにフル出場した遠藤自身も、プレミアリーグで首位に立つリバプールでつかみかけたレギュラーの地位を確固たるものにして、まだまだ成長していかなければならないのだ。