明日2日にパラグアイと対戦する日本代表が1日、札幌ドームで前日練習を行なった。所属クラブの関係で合流が遅れていた南野拓実らも参加し、28人全員でトレーニングに臨んだ。会見では森保一監督が6月シリーズについての意気込みを語るとともに、選手起用の考え方についても説明した。

上写真=札幌ドームで前日練習を行なう日本代表(写真◎サッカーマガジン)

ブラジル戦はベースの形で臨む

 パラグアイ戦は、トライの場になりそうだ。1日に行なわれた前日会見で選手起用について問われた森保監督は、6月シリーズに関して「できるだけ多くの選手を使いたい」とそのスタンスを説明。6月シリーズはW杯本大会とほぼ同じ間隔で4試合を戦うため、シミュレーションの意味でも起用法が注目されるが、その初戦については状況を見ながら、これまで出場機会が限られていた選手たちを起用することになりそうだ。

 冨安健洋、守田英正は30日の練習初日から別メニュー調整を続けており、南野拓実、柴崎岳は31日夜にパラグアイ戦が行われる札幌入った。菅原由勢も所属クラブで負った足のケガの検査を終え、1日にチームに合流した。

 この5名はパラグアイ戦を回避することが濃厚だろう。指揮官は「今後の練習を見て」と前置きした上で、6日のブラジル戦に関してアジア最終予選を戦ってきたベースの形で臨むことを示唆。主軸である冨安、守田が不在の中で戦うパラグアイ戦には、これまで先発機会のなかった選手や新しい組み合わせを試すこと可能性がありそうだ。

 またシステムについても、状況次第でベースとなっている4-3-3(4-1-4-1)以外の形を試すかもしれない。

「アジアの最終予選の終盤は4-1-4-1という形で戦い、選手もある程度、固定していました。その選手たちが力を持っているということはもちろんですが、他にもたくさん力を持っている選手がいます。そこはケガ人が出てもチーム力が落ちないようにということで、色んな選手を試せると思っています。システムは人がいないから(変えるの)ではなく、違った形を試そうと思ったときには状況を見てやっていきたい。チームのミーティングの中では、4-1-4-1、4-2-3-1、3バックも含めて色んな可能性を含めて話しています。状況をみてやっていきたいと思います」

 選手の可能性を見極め、組み合わせを見定め、システムも含めた戦い方のオプションを持つことが今回のシリーズのテーマだと森保監督は繰り返し話してきた。パラグアイ戦で別の顔ぶれで4-3-3を組み、試合状況に応じて形を変えることになるだろう。どんな収穫があり、課題が出るのか、注目だ。

◆キリンチャレンジカップ2022
・日付:2022年6月2日(木)
・開始時間:19:00キックオフ
・対戦カード:日本代表 対 パラグアイ代表
・会場:北海道・札幌ドーム
・TV放送:フジテレビ系列で生中継