日本代表は30日、千葉県内でトレーニングを行なった。今回の6月シリーズには28人が招集されているが、初日となったこの日は南野拓実、柴崎岳、菅原由勢を除く25人が参加。8対8など強度の高いメニューをこなした。約2時間行われた練習の中盤には、久保建英が左足を負傷。その場でメディカルスタッフの治療を受けた後、練習を切り上げホテルへ戻った。状態が心配される。

上写真=堂安律にスラディングした際に左足を負傷した久保建英(写真◎山口高明)

初日は25人が集まり、3人が別メニュー

 直前に所属クラブで試合のあった南野や柴崎、そして菅原を除く25人が初日の練習にそろったが、冨安健洋(ケガ明け)、守田英正(左ふくらはぎに違和感)、上田綺世は別メニューで調整となった。

 また、練習途中には堂安律にスライディングしてボールを奪おうと試みた久保建英が伸ばした左足を踏まれる形になり、負傷。練習を途中で外れることになった。練習終了後のチーム広報の説明によると、その場で治療を施しホテルに戻って、経過を観察をするとのことだった。

 チームは明日札幌へ移動し、2日のパラグアイ戦に向けて調整を進めるが、この日別メニューだった3人と久保は6月シリーズの初戦を回避するかもしれない。チームはパラグアイ戦のあと、6日にブラジル戦(国立競技場)、10日にガーナ戦(ノエビアスタジアム神戸)、14日にチリ/チュニジア戦(パナソニックスタジアム吹田)に臨む。