上写真＝再開するW杯のメンバーが発表した（写真◎JFA）
一人ひとりがチームのために
メンバー選考の理由を説明する森保監督（写真◎スクリーンショット）
カタール・ワールドカップのアジア最終予選が再開する。現在、グループBの2位につける日本はホームの埼玉スタジアム2002で、27日に同5位の中国戦、2月1日に首位のサウジアラビア戦を戦う。
今月17日から5日間の日程で実施した国内組の合宿の参加者のうち、最終予選に招集された経験のない「新顔」は選ばず、大迫、長友、酒井、権田、谷口、山根という「経験者」を選出した。森保一監督はその理由について「（合宿参加者について）今回選んでいなくてもラージグループにはいます。このメンバーが現状のベストだと考えて選ばれせいただきました。今年すでに海外組の選手たちは2試合、3試合こなしている状況ですので、試合勘という部分で公式戦をこなしている分、コンディションはいいのかなと。選んだ国内組はこれまでも（代表に）継続している選手が多いですし、連係・連動の面でよりスムーズにいく。昨日までのキャンプの中でコンディションが上がっているということを確認しています」と説明した。
また、気になるのは、これまでキャプテンとして吉田が今回不在である点だ。「キャプテンとしてチームをまとめてくれる。我々スタッフと選手をつないでくれる、チームとサポーター、チームとメディアの皆さんも。とても良い働きをしてくれましたが、彼だけがチームのために行動していたのではなく、選手一人ひとりがチームのために動いてくれていたからこそここまでできている」と森保監督は話し、「一人ひとりがチームのために何ができるか」と今回選んだメンバーに期待を寄せた。
1・27中国戦、2・1サウジアラビア戦
W杯最終予選の招集メンバー
▼GK
川島永嗣（ストラスブール/フランス）
権田修一（清水）
シュミット・ダニエル（シント＝トロイデン/ベルギー）
▼DF
長友佑都（FC東京）
酒井宏樹（浦和）
谷口彰悟（川崎F）
山根視来（川崎F）
植田直通（ニーム/フランス）
板倉 滉（シャルケ/ドイツ）
中山雄太（PECズヴォレ/オランダ）
冨安健洋（アーセナル/イングランド）
▼MF/FW
大迫勇也（神戸）
原口元気（ウニオン・ベルリン/ドイツ）
柴崎 岳（CDレガネス/スペイン）
遠藤 航（シュツットガルト/ドイツ）
伊東純也（ゲンク/ベルギー）
浅野拓磨（ボーフム/ドイツ）
南野拓実（リバプール/イングランド）
守田英正（CDサンタクララ/ポルトガル）
前田大然（セルティック/スコットランド）
堂安 律（PSV/オランダ）
田中 碧（フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ）
久保建英（マジョルカ/スペイン）
【スタッフ】
▼監督
森保 一
▼コーチ
横内昭展
齊藤俊秀
上野優作
▼フィジカルコーチ
松本良一
▼GKコーチ
下田 崇
▼テクニカルスタッフ
中下征樹