日本代表DF吉田麻也が、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン戦での勝利を喜んだ。今後も続く厳しい戦いに目を向けながらも、グループ2位に浮上する勝ち点3に手応えをつかんでいる。

上写真=この試合もキャプテンとして日本の最終ラインを支えた吉田(写真◎Getty Images)

■2021年11月16日 FIFAワールドカップ・アジア最終予選・B組第6節(@オマーン)
オマーン 0-1 日本
得点:(日)伊東純也

グループ2位に浮上する勝利

 日本は81分にMF伊東純也が決勝点を奪って勝利。「なかなか点が入らず、焦れやすい試合でした。アウェーということで、雰囲気も環境も難しい中で、我慢して我慢して、最後に1点取って勝ち点3を取れたことは非常に大きい」と振り返った吉田は、中国と引き分けたオーストラリアを抜いてグループ2位に浮上したことを「他会場で引き分けもあって、順位も入れ替わったので、僕らにとって大きな大きな勝ち点3だと思う」と喜んだ。

「内容は、もちろん満足していない。もうちょっと試合を支配できるような戦い方ができなければ苦しくなる」とも語ったように、前半は思うようにチャンスを作れなかった。「両サイドが空くので、そこから何かクリエイトしなければいけないとき、前半はインサイドハーフになかなかボールが入らなくて、展開できなかったり、サイドチェンジがうまく、良いテンポでいかなかったりした」と状況を説明し、「相手を走らせて、後半に仕留めたいと思っていたけど、相手も運動量が落ちずに最後まで頑張っていた」と評した。

 それでも後半、交代出場したMF三笘薫のドリブル突破などで攻撃のリズムが良くなると、その三笘のセンタリングから伊東のゴールが生まれた。「後半、個の力ではがしてチャンスをつかんでいこうという形を取って、最終的にサイドから打開できたのでよかった」と安堵の表情を浮かべた。

 9月、10月、11月と三度の2連戦が終わり、最終予選は残り4試合。次は来年1月27日に中国、2月1日にサウジアラビアと、ホームでの2連戦が控えている。そこに向けた準備を問われて「非常にハードなスケジュールをこなした後なので、自チームでしっかりと各々が試合に出ることで、1月に良いコンディションで向かわなければいけない。国内組はリーグが終わった後なので調整も難しいだろうし、しっかり休んで、良い状態で1月のシーズンを迎えなければ」と指摘した。

 その上で「現状、勝ち続ければ自力でワールドカップをつかめるところまで来ている。引き続き、緩むことなく勝ち点を取らなければいけない」と決意を新たに。「まだまだ油断できないし、一つのミスで大きく状況が変わる状態なので、気を引き締めていきたい」と言葉に力を込めていた。