写真◎JMPA兼村竜介
6月7日にFIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選のタジキスタン戦でも勝利を収めた日本代表は、次は11日にセルビア代表とのキリンチャレンジカップ2021を戦う。8日に伊東純也がオンライン取材に応じた。
上写真=タジキスタン戦での出場はなかった伊東純也だが、A代表との試合ではキャプテンマークを巻いた(写真◎JMPA兼村竜介)
「代表でも自分の力を証明できるように」
すでにワールドカップ最終予選進出を決めている日本代表は、6月7日の2次予選タジキスタン戦でも4-1と白星を挙げ、強さを示している。この試合で出場機会のなかった伊東純也は「他の試合と比べたら前半から相手のプレッシャーもよかったし、少し難しい試合だった」とタジキスタンが難敵であることを強調しつつ、「拓実(南野)が少ないチャンスでしっかりと(決勝ゴールを)決めて、前半をリードして後半に臨めたのが大きかった」とパナソニックスタジアム吹田での一戦を振り返った。
この6月シリーズでは、15日にもキルギスとのワールドカップ2次予選の試合が予定されているが、その前の11日にセルビアとのキリンチャレンジカップ2021を戦う。ヨーロッパの強豪国とのマッチメークが実現し、「強い相手とやる方が楽しいし、個人としての良さも出しやすいと思うので、1対1の部分でしっかり勝っていければ」と伊東は対戦を待ちわびている。
3日に行なわれたU-24日本代表との試合ではキャプテンマークを託され、「責任感を持ってやらなければいけない」と感じながらプレーした。ベルギーで実績を残し、今ではサムライブルーの主軸の一人となっている。「自分のポジションにはいい選手がいっぱいいるので、クラブでしっかり結果を残して、代表でも自分の力を証明できるように」と、伊東はセルビアを相手にも自身の能力を示していく。