5月28日にFIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選のミャンマー戦に勝利して最終予選進出を決めた日本代表が6月シリーズに向かう。急きょ開催されるU-24日本代表戦を前に小川諒也がオンライン取材に応じた。

上写真=今年3月に日本代表デビューを飾った小川諒也(写真◎小山真司)

「建英はどれだけ怖いか分からないので、楽しみ」

 3月25日の韓国戦に途中出場し、30日のモンゴル戦に先発フル出場。サムライブルーの左サイドバックに名乗りを上げた小川諒也が、6月シリーズに臨む日本代表に再び招集された。同じサイドバックのポジションには長友佑都や、主戦場は右サイドだが室屋成といったFC東京出身選手の名も並ぶ中、代表に選出されて「とりあえずホッとしました」と心境を明かした。

 先週末のJ1リーグ戦を終え、代表チームに合流してからの1戦目となるはずだったジャマイカ戦が中止され、予定されていた6月3日に急きょU-24日本代表との試合が開催されることとなった。小川は「驚いたというか、そんなことってあるんだな…」とジャマイカ戦中止に驚いた様子だったが、それでも「自分たちが上の代なので勝たなければいけない」とU-24日本代表戦に闘志を燃やす。中でも「相手に建英(久保)と亨介(田川)がいます。建英は相手にしてみてどれだけ怖いか分からないので、楽しみ」とFC東京の仲間との対戦を待ち望んでいる。

「今回も選んでもらって、自分の武器というか、自分も攻撃参加をどんどんしていって、アシストやゴールという結果を追い求めていきたいです」

 A代表として絶対に負けられないU-24日本代表との一戦を皮切りに始まる6月のサバイバルマッチ4連戦。小川は左サイドでその存在感を示していく。