日本サッカー協会(JFA)は16日、オンラインで記者会見を開き、2021年の各カテゴリーの年間スケジュールを発表した。来年、JFAは創設100周年を迎え、『強い日本を世界に発信』することを掲げ、代表チームの強化に取り組み、結果を求めて進んでいく。

上写真=2021年への豊富を語った森保一監督。ワールドカップ予選突破と東京オリンピック金メダルを狙う(写真◎JFA)

強い日本を世界に発信

 2021年は日本サッカー界にとって節目の年になる。日本サッカー協会(JFA)創立100周年を迎え、日本国内で1年延期された東京五輪が開催(7/21~8/6)、秋にはWEリーグの開幕など、ビッグイベントが目白押しとなる。

 国外でもU-20ワールドカップ(5/20~6/13・@インドネシア)とU-17ワールドカップ(10月・@ペルー)、フットサル・ワールドカップ(9/12~10/5・@リトアニア)、ビーチサッカー・ワールドカップ(8/19~8/29・@ロシア)など注目のイベントが開催される予定。コロナ禍にあり、不透明な面もあるが、各大会へ向けて強化試合や合宿が行なわれることになっている。

 また、A代表はコロナ禍で延期となっていたカタール・ワールドカップ・アジア2次予選が3月25日のミャンマー戦で再開。30日にはモンゴルとのアウェー戦に臨む。6月には強化試合となるキリンチャレンジカップ2試合と2次予選2試合が予定されており、3日(札幌ドーム)と11日(ノエビアスタジアム)にキリンチャレンジカップ、7日に2次予選のタジキスタン戦、11日にキルギス戦(どちらもパナソニックスタジアム吹田)を戦うことになっている。

 一方、東京五輪代表(U-24代表)も、3月と6月に国際親善試合が組まれ、3月26日東京スタジアム、29日に北九州スタジアム、6月5日にベスト電器スタジアム、12日に豊田スタジアムでゲームを行なう。さらに本大会直前の7月には長居球技場(12日)とノエビアスタジアム神戸(17日)にキリンチャレンジカップを戦い、22日から東京五輪に臨むことになっている。

 A代表とU-24代表のキリンチャンレジカップの対戦相手は現時点では未定。新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、「できれば国内で対戦したい」(反町技術委員長)としている。

 森保一代表・U-24代表兼任監督は2021年の目標について、2020年にかかげていた目標の継続を強調。「A代表はカタールW杯の出場に向けて、最善の勝利をつかむ。東京五輪では金メダルという結果を残す」と語った。

 JFA創立100周年を『強い日本を世界に発信』する1年とできるかーー。

【日本代表】
◆3月25日 ワールドカップアジア2次予選 vsミャンマー(日産スタジアム)
◆3月30日 同 vsモンゴル(アウェー)
◆6月3日 キリンチャレンジカップ(札幌ドーム)
◆6月7日 ワールドカップアジア2次予選 vsタジキスタン(パナソニックスタジアム吹田)
◆6月11日 キリンチャレンジカップ(ノエビアスタジアム神戸)
◆6月15日 ワールドカップアジア2次予選 vsキルギス(パナソニックスタジアム吹田)
◆8月30日〜9月7日 FIFAインターナショナルウィンドウ
◆10月4日〜12日 FIFAインターナショナルウィンドウ
◆11月8日〜16日 FIFAインターナショナルウィンドウ

【U-24日本代表】
◆3月26日 国際親善試合(東京スタジアム)
◆3月29日 国際親善試合を(北九州スタジアム)
◆6月5日 国際親善試合(ベスト電器スタジアム)
◆6月12日 国際親善試合(豊田スタジアム)
◆7月12日 キリンチャレンジカップ(長居球技場)
◆7月17日 キリンチャレンジカップ(ノエビアスタジアム神戸)
◆7月22日〜8月7日 東京オリンピック