写真◎Getty Images
日本サッカー協会は10日夜、オーストリア遠征に追加招集したザルツブルクの奥川雅也について、参加を見送ると発表した。所属クラブで6名の選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため、総合的に判断した。
上写真=奥川雅也の初招集は予期せぬ事態で見送りとなった(写真◎Getty Images)
当該選手以外は全員陰性も…
オーストリア合宿直前で堂安律(ビーレフェルト=ドイツ)が不参加になったことを受けて、追加招集された奥川雅也だったが、所属するザルツブルクで新型コロナウイルスの感染者が出たために、急きょ参加が見送られることになった。
ザルツブルクは11月のFIFAインターナショナルマッチカレンダーで各国の代表活動に参加する選手に対し、8日に検査を実施。その結果、6選手に陽性反応を確認した。翌9日に改めて所属選手全員に検査を実施したところ、全選手の陰性が確認されたものの、日本サッカー協会は、2回の検査結果および行動履歴などを総合的に評価し、奥川の招集を見送ると決定した。
今回が初招集で「ゴールに絡めて、複数ポジションでプレーできる」と森保一監督の期待も大きかっただけに、残念な結果となった。