ニルス・ニールセン前監督退任後、空席となっていたなでしこジャパンの監督が決まった。14日、日本サッカー協会が発表した。アンダー世代の監督歴があり、なでしこジャパンのコーチを務めていた狩野倫久氏がチームを率いることになった。

上写真=U-17やU-20女子代表を率いた経験を持ち、なでしこジャパンのコーチを務めていた狩野倫久氏が監督に昇格することになった(写真◎Getty Images)

4月のアメリカ遠征では代行監督を務めた

 4月にニルス・ニールセン氏が退任したなでしこジャパン(日本女子代表)の後任が決定した。昨年からコーチを務めていた狩野倫久(かのう・みちひさ)氏が昇格することになった。

「なでしこジャパンの新監督にご指名いただき、大変光栄に思うとともに、身が引き締まる思いです。近年、世界の女子サッカー界は目覚ましい発展と進歩を遂げています。競技レベルは年々向上し、インテンシティが高く、スピードやパワーといった高いアスリート能力に加え、ピッチでは高度なチーム戦術を用いての攻防が世界のスタンダードとなり、戦術理解度もより一層求められる時代となりました。
 世界の頂点に立つためには、これまで積み上げてきたなでしこジャパンの強みである攻守における連動性や献身性をさらに磨きながらも、攻守での1対1の局面や、一つ一つの球際でのバトルに勝ち切る強さ、チーム・グループにおける個をさらに上げていく必要があると感じています。攻守ともにアグレッシブにタフで逞しく躍動するなでしこジャパンの姿をピッチでお見せし、ファンやサポーターの皆さまが『もう一度見たい』、『応援したい』と思っていただけるよう全力で努めます。私は、今の日本の女子選手たちには大きな可能性があると信じています。なでしこジャパンの監督として、世界一奪還を目指すとともに、日本国内でも女子サッカーがさらに盛り上がるよう、日本女子サッカー界全体の発展に貢献できるよう誠心誠意取り組んでまいります」

 先月、狩野新監督は行われたアメリカ遠征でも監督代行として指揮を執っていた(アメリカ女子代表に1勝2敗)。また、2022年のU-17女子ワールドカップではチームをベスト8に導いたほか、23年にはアジア競技大会に優勝。24年のUー20女子ワールドカップでも準優勝の成績を収めている。

『正式な』なでしこジャパン監督としての初陣は、6月6日(土)の南アフリカ戦(@大阪・ハナサカ/15時50分)になる。

 また、フットサル女子代表監督に上久保仁貴(かみくぼ・よしたか)氏が就任することもこの日、発表された。