4月11日(土)に宮城・ユアテックスタジアム仙台で行われる予定だった日本女子代表(なでしこジャパン)対ニュージーランド女子代表の試合が中止となった。昨今の現状を考慮し、両国協会で協議の上、今回の決定に至っている。

上写真=なでしこジャパンにとっては貴重な機会だったが…(写真◎Getty Images)

3連敗後、どうチームを強化するのか?

 先ごろ、アメリカで開催されたシービリーブズカップ(3/5~3/12)に参加し、スペイン(×1-3)、イングランド(×0-1)、アメリカ(×1-3)に3連敗を喫して、さらなる強化が望まれていたなでしこジャパンにとって、今回の中止決定は痛いものだろう。

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中では仕方ないことであるものの、オセアニア地域代表として東京オリンピックへの出場が決まっているニュージーランド女子代表(4大会連続4回目)との試合は、オリンピックまでの残り期間を考えれば、極めて重要な機会と言えた。

 高倉麻子監督はサッカー協会の公式HPを通じて以下の通り、コメントを発している。

「試合を楽しみに待って下さっていたファン・サポーターの皆さんや、試合の準備を進めてくださっていた宮城県・仙台市の皆さん、そしてこの試合の位置付けを強く理解し、東京オリンピックに向け日々努力を重ねてきた選手たちと共に、今回の国際親善試合の中止決定を残念に思います。

 一方で、多くの方がこの新しい病気と戦う日々の中で疲弊し、消耗し、苦しんでいることに対して心を痛めています。

 スポーツを指導する立場に身を置く者として、人々の健やかな生活以上に望むものはありません。この苦しみを一緒に乗り越え、笑顔で暮らせる日々を取り戻し、一日も早く皆さんと一緒にサッカーを楽しめる日が戻ることを心から願っています。この難局を、全員が一丸となって、チームワークで乗り切って行けたら嬉しいです」

 今後の強化スケジュールについても流動的な面がある中で、いかにチームを強化していくのか。アメリカ遠征での惨敗を受けて、チームをどうマネジメントしていくのか。協会と指揮官の手腕が問われる。