写真◎スクリーンショット
J1の横浜FCを率いる下平隆宏監督が3日、練習後にオンラインで取材に応じ、5日にアウェーで開催されるルヴァン杯・サガン鳥栖戦でFWカズが試合登録メンバーに入ることを明言した。
上写真＝オンラインで取材に応じた下平監督（写真◎スクリーンショット）
ピッチに立てば記録更新
下平監督は5日のルヴァン杯・鳥栖戦に向けて「連戦なのでメンバーの入れ替えを考えている」と明かし、「リーグ戦に関わっていないメンバーが多く出場することになる。カズさんには遠征メンバーに入ってもらおうと思っている」と、リーグ最年長53歳のカズが18人の試合登録メンバーに入ることを明言した。
今季のカズは開幕からベンチ外が続いているが、「本当に一生懸命やってくれているし、相変わらず先頭に立って引っ張ってくれている」と練習での様子を語った下平監督。「カズさん自身も試合出場に意欲を出して、良い準備をしてくれている。もちろんプレー面でも期待しているし、エネルギーをチームに発揮してもらえれば」と期待を寄せる。53歳のカズが鳥栖戦に出場すれば、元ヴァンフォーレ甲府のDF土屋征夫が2017年に記録したカップ戦での最年長出場記録、42歳10カ月00日を大きく更新することになる。
また、チームにとっても鳥栖戦は負けられない一戦だ。現在、横浜FCはリーグ戦で4連敗中。下平監督は「結果がついてこないことで、少しずつメンタル的にも疲労してきている」と話し、流れを変えるためにも「まずはしっかり勝ち切りたい」と気合いを入れた。