2026/27シーズンの明治安田J3リーグ第13節が10月25日に各地で行なわれ、鳥取県鳥取市のAxisバードスタジアムではガイナーレ鳥取と高知ユナイテッドSCが対戦した。雨の中の一戦は一進一退の攻防が長く続き、それぞれが優勢に進める時間もあったが、なかなか得点が生まれない。終盤は鳥取に決定機があったが、そのまま最後まで得点は生まれずスコアレスドロー。高知は勝利こそならなかったものの、連敗を6で止める勝ち点1となった。

上写真=雨の中で両チームが勝利を目指したが、勝ち点1を分け合う引き分けに終わった(写真◎石倉利英)

■2026年10月25日 明治安田J3リーグ第13節(@Axis:観衆3,688人)
鳥取 0-0 奈良

「勝ち点1をポジティブに捉えて」

 前半は高知がボール支配率で上回り、良い形で攻め込む場面もあったが、なかなかスコアが動かない。高知は43分にCKをFW七牟禮がヘッドで合わせる決定機があったが、鳥取GK桃井玲に防がれた。

 後半も均衡は破れずに進んだが、65分過ぎから選手交代で動いた鳥取が徐々にチャンスを作るように。74分には狙いとする敵陣でのボール奪取からショートカウンターでゴールに迫り、FW篠田が左足で狙ったが、この日がJリーグデビュー戦の高知GK大野のファインセーブに阻まれた。

 終盤はオープンな展開となり、高知もカウンターでゴールに迫る場面を作ったが、ゴール前でのチャンスが多かったのは鳥取だった。だが90+2分のFW吉田のヘッドは、またも高知GK大野が見事なセーブで防ぐ。90+3分にはエリア内左サイドに走り込んだ篠田が右足で角度のないところから狙ったが、右に外れて決まらなかった。

 そのまま0-0の引き分けに終わり、4試合未勝利(2分け2敗)となった鳥取に対し、高知は開幕戦以来12試合ぶりの無失点で、連敗を6でストップ。依然として最下位と状況は苦しいが、下平隆宏監督は攻撃面の課題を指摘しながらも「今日は勝ち点1を持ち帰れることをポジティブに捉えて、次のホームにしっかりつなげていきたい」と一定の評価を下していた。

取材・写真◎石倉利英

▼出場メンバー
・鳥取:GK桃井玲、DF荒井涼、ヴァンイヤーデン・ショーン、二階堂正哉、大嶋春樹、MF東條敦輝(66分:藤田一途)、木内達也、本保奏希(85分:吉田伊吹)、河村匠、FW三木直土(58分:山本颯太)、星景虎(58分:篠田大輝)

・高知:GK大野来生、DF上月翔聖、小林大智、藤森隆汰、松本大地(88分:坂本光)、MF高野裕維、関野元弥、金原朝陽(74分:河田篤秀)、FW杉山伶央(64分:長疾風)、オリグバッジョ・イスマイラ(64分:下田栄祐)、七牟禮蒼杜(88分:田中稔也)