上写真=鳥取はセットプレーのチャンスを多く作ったが、群馬も粘り強く守って勝ち点1をつかんだ(写真◎石倉利英)
■2026年10月17日 明治安田J3リーグ第11節(@ヤジン:観衆2,398人)
鳥取 1-1 群馬
得点:(鳥)山本颯太
(群)百田真登
群馬は今季初の引き分け
前節に続いて鳥取が練習拠点としているヤジンでの試合は、開始直後に動いた。群馬は敵陣で鳥取のハイボール処理が甘くなったところを見逃さず、FW中島が収めて右サイドにパス。これに反応したMF下川の折り返しを、ファーサイドで待っていたFW百田がトラップから蹴り込み、開始わずか15秒で電光石火の先制点を奪った。
だが鳥取も7分、左サイドで得たFKをMF河村がファーサイドへ送ると、DFショーンの折り返しをFW山本が蹴り込み、すぐさま同点。勢いに乗って多くのチャンスを作ったが、22分にロングスローのこぼれ球をショーンが右足で狙ったシュートが群馬GK近藤に防がれるなど、逆転には至らず前半を終えた。
後半は鳥取が前半以上に優勢に進め、敵陣に押し込んでゴールに迫るが、群馬も粘り強く守る。何とかこじ開けようとする鳥取は68分にゴール前でパスを受けたFW三木が右足で狙うが、わずかに右に外れた。群馬も終盤はセットプレーのチャンスを得て勝ち越し点を狙うが、鳥取も何とかはね返し、どちらも2点目を奪えないまま試合終了となった。
鳥取はホームでの連敗を3で止めたものの、全体の内容を考えれば勝ち点2を失う結果に。一方の群馬は今季初の引き分けで、前々節の勝利に続いて勝ち点を伸ばした。今季は勝利後に連敗する流れが続いていただけに、依田光正監督も「何とか勝ち点3を取って帰りたかったので、取り切れなくて悔しい」と語った一方、「ただ最低限の勝ち点1は、いまの我々には必要なことではある。あまりネガティブになり過ぎずにやっていきたい」と振り返っていた。
取材・写真◎石倉利英
▼出場メンバー
・鳥取:GK桃井玲、DF荒井涼、ヴァンイヤーデン・ショーン、二階堂正哉、大嶋春樹、MF本保奏希(81分:篠田大輝)、藤田一途(58分:東條敦輝)、田制裕作、河村匠、FW山本颯太(71分:吉田伊吹)、小西陽向(58分:三木直土)
・群馬: GK近藤壱成、DF貫真郷(68分:小竹知恩)、中村涼、山原康太郎、大畑隆也、MF下川太陽(54分:櫻井文陽)、野嶽惇也(78分:神垣陸)、藤村怜(68分:松本皐誠)、モハマドファルザン佐名、FW中島大嘉(78分:田中翔太)、百田真登