2026/27シーズンの明治安田J3リーグ第7節が9月19日に各地で行なわれ、鳥取県鳥取市のAxisバードスタジアムではガイナーレ鳥取と奈良クラブが対戦した。前半から主導権を握ったら奈良が前半に2点をリードすると、後半にも加点して3-0としたが、終盤は鳥取が猛反撃に転じ、残り10分から2得点。それでも奈良は何とか1点差で逃げ切り、今季初の連勝で5試合負けなしとした。

上写真=奈良は28分、FW安藤陸登(左)が右サイドからシュートを放つと、ゴール前で鳥取の選手に当たってコースが変わり、ネットを揺らして先制点。安藤は2得点1アシストで全得点に絡んだ(写真◎石倉利英)

■2026年9月19日 明治安田J3リーグ第7節(@Axis:観衆2,017人)
鳥取 2-3 奈良
 得点:(鳥)篠田大輝、本保奏希
    (奈)安藤陸登2、佐藤諒

開幕連敗スタートから巻き返す

 前半は奈良が鳥取のプレッシャーをかいくぐり、敵陣までボールを運ぶシーンが多く作る。28分には相手との競り合いでボールを奪ったFW安藤が右サイドからシュート、ゴール前で鳥取DF二階堂の足に当たったボールはコースが変わり、鳥取GK桃井の動きの逆を突く形となって先制した。

 さらに直後の30分、奈良はカウンターで攻め込んで安藤が左サイドを突破。相手に囲まれながらも中央へ折り返したボールをFW佐藤が蹴り込み、あっという間にリードを2点に広げた。

 鳥取は後半、前線からのプレッシャーを強めて反撃に転じようとするが、奈良が58分に突き放す。相手のビルドアップのミスを逃さず敵陣の高い位置でボールを奪うと、DF生駒のパスから安藤が自身2点目を決めて3-0とした。

 鳥取は選手交代で局面を打開しようとするも、終盤までスコアを動かせなかったが、80分にMF藤田がゴール前でボールを奪い、パスを受けたFW篠田が相手DFをかわしてから右足で蹴り込んで1点を返す。これを機に一気に流れは鳥取に傾き、怒とうの攻めで追加点を狙うと、89分にはMF本保が左サイドから左足でゴール右上に鮮やかなミドルシュートを決め、1点差とした。

 なおも攻める鳥取はセットプレーなどで再三ゴールに迫るが、奈良が何とか守り切って勝ち、今季初の連勝。大黒将志監督は「こういう試合じゃあかんと思う。やっぱり4-0、5-0にできるチームになっていけるように」と内容について指摘したものの、開幕連敗スタートから巻き返し、第3節からは5試合負けなしで勝ち点を11に伸ばした。

取材・写真◎石倉利英

▼出場メンバー
・鳥取:GK桃井玲、DF荒井涼、金浦真樹、二階堂正哉、鄭翔英(90+2分:ローレンス・マルコ)、MF東條敦輝(65分:本保奏希)、矢島慎也(65分:藤田一途)、木内達也、松本果成(65分:橋本清太郎)、FW三木直土(56分:篠田大輝)、山本颯太

・奈良: GKマルク・ヴィト、DF生駒稀生(65分:高畠捷)、佐藤大翔、奥田雄大(74分:石井大生)、吉田新、MF川西翔太、森田凜、富樫佑太(71分:望月想空)、FW佐藤諒、安藤陸登(65分:森本ヒマン)、川﨑修平(65分:田村亮介)