ガイナーレ鳥取FW篠田大輝が、ホームでの初得点の喜びを語った。5月13日に行なわれた明治安田J2・J3百年構想リーグのWEST-Aグループ地域リーグラウンド第9節(延期分)・レイラック滋賀FC戦で先制点を挙げ、チームも3-2で勝利。ゴール右に決めたシュートは、過去の経験と反省を生かして狙うコースを変えたものだったという。
上写真=滋賀戦の22分、篠田がGKとの1対1を確実に決めて先制点を奪う。ホームでの初得点となった(写真◎石倉利英)
「結果が出てよかった」
チームが狙いとする高い位置でのボール奪取からのカウンターだった。鳥取は22分、FWチャ・ウォンジュンがハーフウェーライン付近で相手のパスをカット。MF藤田一途へつなぐと、中央に走り込んだ篠田が藤田のパスを受けて運び、右足のインサイドキックでゴール右に決めて先制点を奪った。
「最初はニア(ゴール左)に思い切り打とうと思った」が、過去の経験が思い浮かんだという。第14節のレノファ山口FC戦は途中出場して何度も決定機があったが、GKに阻まれるなど決められなかった。第15節のサガン鳥栖戦では0-1で迎えた16分のシュートが、クロスバーに当たって決まらず。反省を生かして「山口戦や鳥栖戦では力んだシュートでしたが、流し込む選択肢も自分の中にあったので、冷静に決めることができた」と振り返るフィニッシュだった。
第13節でのプロ初得点はアウェーでの試合で、これがホーム初得点となった。前述のホームでの山口戦で多くのチャンスを逃しており、「あれだけ外して悔しい思いがあり、やってやるぞという気持ちで臨んでいたので、結果が出てよかった」と喜びのコメント。その後に点の取り合いとなった試合は3-2で勝利し、鳥取はPK戦勝利を含めてホーム3連勝とした。
ただ「後半にペナルティーエリア内に侵入したり、抜け出したりして、得点やアシストのチャンスがありましたが、惜しいで終わってしまったので、もっと突き詰めなければいけない」との新たな課題も。「これまでの大学などとは違うので、プロの世界で結果を出せるように、しっかり意識して練習していきたい」と今後を見据えていた。
取材・写真◎石倉利英