ガイナーレ鳥取MF本保奏希が、Jリーグの公式戦初の先発出場を果たした。4月25日の明治安田J2・J3百年構想リーグの地域リーグラウンドWEST-Bグループ第12節・ロアッソ熊本戦でフル出場し、持ち味を発揮したプレーもあったが、チームは5連敗。課題を突きつけられる結果となり、悔しさを胸に巻き返しを誓っている。
上写真=鋭いドリブル突破など懸命にゴールを目指した本保。初先発でフル出場したが、勝利に導くことはできなかった(写真◎石倉利英)
■2026年4月25日 J2・J3百年構想リーグ第12節(@Axis:観衆1,456人)
鳥取 0-2 熊本
得点:(熊)ベ・ジョンミン、青木俊輔
「自分にも責任がある」
JFAアカデミー福島U-18から早稲田大を経て今季加入したルーキーの本保は、前節まで4試合に途中出場。初先発の一戦で「自分に求められているのは、ゴールに向かっていく、仕掛けるプレーなどで特徴を出していくことだと思ったので、ルーキーらしくガツガツいこうと思っていた」という。
2列目に入り、前半から持ち味であるドリブルの推進力を発揮。53分には左サイドを突破して折り返し、FW三木直土が飛び込むチャンスを演出した。だが62分と87分に失点した鳥取は、0-2で完封負け。今季ホーム5試合を終えて無得点が続いており、フル出場した本保も「何回かチャンスを作れましたが、結果に結びついていないですし、ずっと勝利がない。そこは自分にも責任がある」と厳しい表情を浮かべた。
終盤は足がつっていたが、すでに交代枠を使い切っており、少し引きずりながらのプレーに。「初めてのスタメンで、少し硬くなっていました。全部出し切るつもりでプレーしていましたが、走り切れないとダメなので、もっとトレーニングしなければいけない」との課題も感じる一戦となった。
鳥取はPK戦負けを含めて5連敗となり、1試合消化が少ないながらもグループ最下位に転落。22歳のルーキーは「得点が取れていません。もっと自分もゴールに向かう意識などを出していかないと、チームも変わらないと思うので、やっていきたい」と強い危機感を口にした。
取材・写真◎石倉利英