上写真=カテゴリーが2つ上の鳥取にステップアップを果たした木内。新天地デビューを目指して練習を重ねる(写真◎石倉利英)
「やってやるぞという気持ちになりました」
茨城県出身でジュニアユース、ユースと鹿島アントラーズのアカデミーでプレーした木内は、明治大卒業後の2025年に関東リーグ1部のエリース豊島SCに加入。ルーキーながらキャプテンを任されてボランチで活躍し、カテゴリーが2つ上のJクラブへのステップアップを果たした。
メンバー外が続いたものの3月8日の第5節・FC琉球戦で初のメンバー入り。開幕からアウェー4連戦だった鳥取にとってはホーム開幕戦で、バスがAxisバードスタジアムに到着したときに、まず心を揺さぶられた。
「ファン・サポーターの皆さんがすごい応援で迎え入れてくださった。気持ちが高ぶって興奮して、やってやるぞという気持ちになりました」
試合は0-0のまま進み、木内には声が掛からないまま90分間が終了。チームは第4節に続くPK戦勝利となったものの、新天地デビューはお預けとなって「もちろん出たかった」と振り返った。
カテゴリーが2つ上がって「プレースピードや判断のスピード、フィジカル面など周りのレベルが上がっているので、その感覚を元のレベルに戻すのに、やっぱり少し時間がかかると最初は感じていた」という。練習ではボランチだけでなく最終ラインでもプレーしており、「鳥取がやりたいサッカーがあり、その時々の自分のポジションで求められることがある。(始動から)2カ月たって、それに少しずつ適応できるようになってきた手応えがあります」と力強く語った。
「鳥取のサッカーは周りとつながりを持ちながら、厚みを作って攻撃する。ポジションはいろいろありますが、常につながりながら攻撃で違いを出し、プラス自分の特徴は守備や、運動量を生かして前に出ていくところなので、ストロングポイントも出せるように意識している」。強い決意をデビューにつなげるべく、日々の練習に取り組んでいる。
取材・写真◎石倉利英