ガイナーレ鳥取がザスパ草津MF玉城大志(たましろ・たいし)を期限付き移籍で獲得することが8月18日に発表された。浦和レッズのアカデミーから大学を経て、今季がプロ1年目。同日の練習から合流し、下位からの脱出を目指すチームでの活躍を期す。

上写真=鳥取への期限付き移籍が発表された玉城。群馬ではリーグ戦9試合に出場していた(写真◎J.LEAGUE)

「感謝しています」

 2001年4月10日生まれ、埼玉県出身の玉城は、岸町SSSから浦和レッズジュニアに加入以降、同ジュニアユース、同ユースと浦和のアカデミーでプレー。仙台大を経て昨年7月に群馬への加入内定が発表され、プロ1年目の今季は明治安田J2リーグで9試合に出場しているが、5月の第16節以降は出場機会がなかった。

 鳥取は8月17日のJ3第24節で約4カ月ぶりのホームでの勝利を飾り、今季2回目の連勝としたものの、依然として17位と下位での戦いが続く。利き足の左足から繰り出す正確なキックなどが持ち味の玉城には、さらなる浮上への貢献が期待される。鳥取を通じて本人が発表したコメントは以下のとおり。

「玉城大志です。このタイミングでオファーを下さったガイナーレ鳥取に感謝しています。

 強い覚悟を持って来ました! 結果で応えます。よろしくお願いします!」