ガイナーレ鳥取MF普光院誠が2年連続の開幕戦でのゴールだけでなく、よりコンスタントな活躍を期している。加入1年目の昨季、3月の開幕戦でチーム初ゴールを決めたが、2得点目までに時間がかかった。今季はできるだけ間隔を空けずに結果を出し、勝利に貢献すべく意気込む。

上写真=開幕戦を迎える鳥取。普光院は2年連続の開幕戦ゴールを目指す(写真◎石倉利英)

「練習を重ねるたびに良くなっている」

 鳥取は2月25日、アウェーでFC今治と今季の開幕戦を戦う。普光院は始動からここまでを「どんどんコンディションが上がってきて、チームの完成度も練習を重ねるたびに良くなっていると思う」と充実の表情で振り返った。

 加入1年目の昨季はリーグ戦38試合のうち36試合に出場し、主軸として活躍。3月の開幕戦では前半にFKを直接決め、チームのシーズン初得点を奪った。最終節ではPKを決めてシーズン最後の得点も決めているが、通算では3得点。2得点目は9月と、最初から次の得点までに時間がかかった。

「今季も開幕戦で決めたいですけど、もっとコンスタントに点を取ることも意識していきたい」と語る。今季は開幕からアウェー2連戦だが、昨季も同様に開幕アウェー2連戦で連勝スタートを切った。「守備から攻撃の中継役や、得点にかかわっていく仕事が求められているし、守備の一体感を出したい」と語り、まずは2年連続の開幕戦ゴールを狙う。

取材・写真◎石倉利英