ガイナーレ鳥取が12月21日、JFLのブリオベッカ浦安からMF伊川拓(いかわ・たく)、DF小泉隆斗(こいずみ・りゅうと)が完全移籍で加入すると発表した。2023年の浦安はJFL昇格1年目ながら2位に食い込んでおり、そこで発揮した実力などを評価されてのステップアップとなった。

上写真=鳥取への加入が決まった伊川(左)と小泉(写真◎BRIOBECCA URAYASU)

「J3優勝という目標を達成するために」

 1997年4月11日生まれ、北海道出身の伊川は、旭川実高(北海道)、国士舘大を経て当時関東リーグ1部の浦安に加入。豊富な運動量と複数のポジションをこなせる万能性が持ち味で、2023年はJFLで20試合に出場、2得点を挙げている。
 
 1994年9月5日生まれ、神奈川県出身の小泉は、帝京三高(山梨)、立正大を経て関東1部リーグの東京23FCに加入。2021年に浦安に移籍し、精度の高い左足からのパスとボール奪取力と武器に23年はJFLで28試合に出場、1得点を挙げた。
 
 2017年以来となるJFL復帰を果たした23年の浦安は、序盤の不振を乗り越えて2位に食い込む健闘を見せており、そこで見せたプレーなどが評価されて、それぞれJ3にステップアップすることとなった。クラブを通じて2人が発表したコメントは以下のとおり。

●伊川
「このたびブリオベッカ浦安から加入することになりました、伊川拓です。

 ガイナーレ鳥取の勝利に貢献できるよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いいたします」

●小泉
「ガイナーレ鳥取に関わるすべての皆様、はじめまして。ブリオベッカ浦安から加入することになりました小泉隆斗です!

 まず初めに、この素晴らしい環境を与えてくださったガイナーレ鳥取の皆様、本当にありがとうございます。

 またファン、サポーターの皆様にもいち早く認めてもらえるよう日々精進いたします。

 皆様に笑顔と感動をお届けできるよう覚悟を持って戦います。J3優勝という目標を達成するために、ともに戦いましょう。よろしくお願いいたします!」

 なお鳥取は同日、ブラウブリッツ秋田から加入1年目のMF普光院誠と来季の契約を更新したことも発表している。