ガイナーレ鳥取が、FC大阪GK櫻庭立樹(さくらば・りき)の完全移籍での加入を発表した。中学時代から北海道コンサドーレ札幌のアカデミーでプレーし、筑波大を経て2022年にFC大阪に加入。2023年はリーグ戦での出場機会がなかった。

上写真=鳥取への完全移籍が発表された櫻庭。身長192センチの大型GKだ(写真◎F.C.OSAKA)

「目標に向かって突き進んでいきます」

 1999年10月13日生まれ、北海道出身の櫻庭は、(北海道)コンサドーレ札幌U-15、同U-18と中学時代からコンサドーレのアカデミーでプレー。高校卒業後は筑波大に進み、卒業後の2022年にFC大阪に加入した。
 
 同年はJFL4試合に出場。クラブが明治安田生命J3リーグに初参戦した2023年はリーグ戦での出場機会がなかった。192センチ、87キロの恵まれた体格を誇り、長身を生かしたセービングのほか、安定したフィード力で攻撃面でも貢献する。クラブを通じて本人が発表したコメントは以下のとおり。
 
「ガイナーレ鳥取に関わる皆様、はじめまして、FC大阪から加入する櫻庭立樹です。
 
 まずはサッカー選手として、今年(2024年)も活動できることを本当にうれしく思います。そして、この機会と環境を与えてくださったガイナーレ鳥取に携わる方々に感謝します。
 
 ありがとうございます。
 
 僕のサッカー選手としての最大の目標は、「応援してくださる方々の心を動かす。」です。
 
 ピッチ内外でどれだけ感動を与えられる人間になれるのか、日々、試行錯誤しています。
 
 僕も人間なので、時にはその道を間違うこともありますが、この芯だけはブラさず、目標に向かって突き進んでいきます。
 
 いきなり新加入の僕を応援してください! とは言いません。これからの行動を通して、応援したいと感じてもらえるような価値のある選手になります。そう思っていただけたときは、ぜひ、ついてきてください!
 
 そして、その価値を、ガイナーレ鳥取の〝J3優勝〟という結果で示すのが最大の価値だと思っています。
 
 そのために僕にできることを全力で取り組んでいきます。
 
 僕自身、初めての移籍で不安なこともありますが、少しでも早く鳥取という地をたくさん知り、大好きな街にできるよう頑張ります!
 
 これから、よろしくお願いします!!!」