ガイナーレ鳥取が12月8日、林健太郎氏の新監督就任を発表した。現役時代はヴェルディ川崎(東京ヴェルディ)などで活躍し、日本代表でもプレー。現役引退後は指導者や解説者を務め、近年はヴィッセル神戸の強化部で活動していた。

上写真=鳥取の新監督に就任した林氏。監督を務めるのは初めてとなる(写真◎J.LEAGUE)

「目標に向かっていくことを楽しみに」

 1972年8月29日生まれ、東京都出身の林氏は、桐蔭学園高、駒澤大を経て1995年にV川崎に加入。神戸への期限付き移籍を挟んで2005年までヴェルディでプレーし、95年には日本代表に選出されて国際Aマッチ2試合に出場している。

 2006年にヴァンフォーレ甲府に移籍し、09年限りで現役を引退した。大学のコーチや解説者などを務めたのち、18年に神戸の強化部スタッフに就任。アシスタントコーチやヘッドコーチを務め、22年からはスカウト担当として働いていた。

 18年に神戸で暫定的に指揮を執った経験はあるものの、プロ・アマチュアを問わず監督を務めるのは初めてとなる。本人がクラブを通じて発表したコメントは以下のとおり。

「はじめまして、林健太郎です。

 今回、大変ありがたいご縁をいただき、ガイナーレ鳥取の監督に就任することになりました。

 私を信頼してくれたクラブ幹部の方々には感謝の気持ちしかありません。

 選手や現場スタッフ、フロントスタッフ、サポーターの皆様やスポンサー企業の皆様、クラブに関わるすべての皆様と一体となって、目標に向かっていくことを楽しみにしております。

 J2昇格を目指し、選手たちとともに日々努力を重ね、応援してくださる方々、地域の皆様を笑顔にすることができるよう全力を尽くします。

 2024シーズンも、ご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします」