ガイナーレ鳥取MF田村亮介が10月8日の明治安田生命J3リーグ第29節で、昨年から3試合続けて得点しているSC相模原との対戦に臨んだ。途中出場から意欲的にゴールに迫ったものの、試合終了間際の決定機を防がれるなど、今回は『相模原キラー』になれず。0-0で勝ち点1に終わった結果を悔やみつつ、懸命に前を向いた。

上写真=後半アディショナルタイムの90+2分、エリア内右から田村がシュート。ゴール左をとらえたがGKに防がれた(写真◎石倉利英)

■2023年10月8日 J3リーグ第30節(@ヤジン:観衆2,832人)
鳥取 0-0 相模原

「誰もあきらめていない」

 なかなか均衡が破れない一戦で、田村は67分から途中出場。FW重松健太郎や、同時に途中出場したMF常安澪との連係で「どこに走る、走り込むという意思疎通はあった」と振り返るプレーで積極的にゴールを目指した。

 後半アディショナルタイムの90+2分には、エリア内でMF文仁柱(ムン・インジュ)のパスに走り込み、スライディングしながら右足でシュート。しかし「インジュがあそこにパスを出すかなと感じていましたが、コンマ何秒、遅れたんでしょうね。前にいた相手DFが触るかなと、頭をよぎってしまったので、素早く(右足を)振り切った感じになってしまった」という一撃は、惜しくも相模原GK東ジョンに阻まれた。

 結局、公式記録では2本のシュートを放つも無得点に終わり、0-0の引き分け。4試合連続の『相模原キラー』になれなかった背番号7は「ああいうところで決められないと、こういう試合は勝てない。悔しいです」と言葉を絞り出した。

 5日に今節の試合を終えて勝利していたJ2昇格圏内の2位・鹿児島ユナイテッドFCとの勝ち点差は7に広がった。それでも田村は残り8試合に向けて「誰もあきらめていないと思いますし、全員のモチベーションも高い」とコメント。さらに「いま途中から出場していて、最初から出場したい思いはありますが、いつ出ても、どのポジションでも、ゴールを決めて勝ち切る、勝たせることが最も重要なこと。毎日の練習をしっかりやり続けるしかない」と次節以降に視線を向けていた。

取材・写真◎石倉利英