ガイナーレ鳥取が9月7日、FW吉井佑将(よしい・ゆうすけ)の加入を発表した。大学卒業後に社会人リーグやJFLのクラブを経て、2022年にカマタマーレ讃岐に加入してJリーグデビュー。今季は開幕からY.S.C.C.横浜でプレーしていたが、8月に本人とクラブの双方が合意して契約解除となっていた。

上写真=練習参加を経て鳥取への加入が決まった吉井(写真◎石倉利英)

古巣との対戦から出場可能に

 1995年6月22日生まれ、島根県出身の吉井は浜山FC、浜山中、大社高を経て関西大に進み、卒業後の2018年に当時大阪府リーグ1部の吹田ジョカトーレ千里FC(現FC天満ジョカトーレ)に加入。19年はJFLの松江シティFC、20年から2年間は当時広島県リーグ1部の福山シティFCでプレーした。

 22年にカマタマーレ讃岐に移籍し、同年の明治安田生命J3リーグ開幕戦に途中出場してJリーグデビュー。同年限りでの契約満了とJリーグ合同トライアウトへの参加を経て、今季はYS横浜でプレーしていたが、リーグ戦出場は1試合にとどまり、8月25日に本人とクラブの双方合意による契約解除が発表され、無所属となっていた。

 その後に鳥取の練習に参加し、確かなボール技術、左右両足・ヘッドと、どこからでもシュートに持ち込むことができる攻撃力などの持ち味を発揮して加入が決まった。J3出場が可能になるのは9月9日の第26節からで、くしくも古巣のYS横浜戦となる。本人がクラブを通じて発表したコメントは以下のとおり。

「ガイナーレ鳥取のサポーター、スポンサーの皆さま、はじめまして。このたびガイナーレ鳥取の一員として闘わせていただくことになりました、吉井佑将です。

 地元山陰のために、そして小さい頃から見てきたガイナーレ鳥取のために闘えることが、心からうれしいです。
 
 ガイナーレ鳥取の勝利に貢献するために、そして応援してくださる方々に喜びを届けられるように日々努力し、全力を尽くします。

 ガイナーレ鳥取にかかわる皆さま、よろしくお願いいたします」