ガイナーレ鳥取が、JR西日本が展開する踏切事故防止キャンペーンに関する取り組みを行なった。11月2日には選手2人が鳥取駅に出向き、駅を利用している人たちにノベルティを配布して啓発活動に協力したほか、駅構内で流れる啓発アナウンスにも登場する。

上写真=鳥取駅の利用者に踏切事故防止キャンペーンのノベルティを配布するMF知久航介(写真◎GAINARE TOTTORI)

平日夕方の時間帯に啓発活動

 鳥取のクラブスポンサーであるJR西日本は、11月1日から10日まで『踏切事故防止キャンペーン』を実施。必ずいったん停止して、自分の目と耳で安全を確かめることや、警報機が鳴り始めたら渡らない、危険を感じたら迷わず非常ボタンを押す、といった踏切でのルールやマナーを啓発する取り組みを実施している。

 これに鳥取も協力することになり、11月2日にMF知久航介とFW髙尾流星が、鳥取駅で開催されたイベントに参加。踏切事故防止啓発マスコット『ストッピーくん』やJR西日本の職員とともに、非常ボタンの取り扱い方法などが記されたノベルティを配布して、踏切事故防止を呼び掛けた。

 平日夕方の時間帯とあって、帰宅中の学生や会社員など多くの人々が利用している鳥取駅で、選手2人も声を掛けながらノベルティを配布。髙尾は「たくさんの方にノベルティを受け取っていただいて、啓発活動に協力できてうれしいです。普段から踏切を渡る機会は多くあるので、これを機にあらためて安全に利用することを心がけたい」と語っていた。

 このキャンペーンで鳥取は、踏切事故防止啓発の音声でも協力。11月10日までの期間中、JR山陰線の鳥取駅、米子駅、松江駅、出雲市駅、浜田駅、益田駅を中心とした主要駅で放送される音声に選手が登場し、安全な踏切の利用を呼びかける。