ガイナーレ鳥取FW髙尾流星が、勝利に貢献する活躍を誓った。18歳のルーキーは少しずつ出場機会を増やしているが、まだ公式戦ノーゴール。下位に沈むチームを浮上に導くため、より貪欲に結果を追い求めていくつもりだ。

上写真=プロ初ゴールに向けて練習を重ねる髙尾(写真◎石倉利英)

リーグ戦4試合目の出場

 鳥取は7月9日の明治安田生命J3リーグ第16節で、ギラヴァンツ北九州と対戦。前半に先制されながらも後半に追い付くと、1-1で迎えた終盤、髙尾が交代出場することになった。準備を終えてタッチライン際で待機していたが、その矢先の85分に失点。直後の86分に出場し、同点を目指してプレーしたもののシュートを打てず、そのまま1-2で敗れている。

 飯塚高(福岡)から今季加入し、4月の第5節でJリーグデビュー。その後に同じ4月の天皇杯鳥取県代表決定戦で先発したが、リーグ戦では控えとメンバー外を行き来する状態だった。それでも6月の第13節で交代出場してリーグ戦3試合目の出場を果たすと、そこから続けてベンチ入りし、北九州戦で4試合目の出場と、徐々に出場機会を増やしている。

 開幕当初と比べて「練習で点を取れるようになり、ボールを収めることもできるようになっている。通用する部分は増えてきていると思う」という。手応えをつかんでいる一方で課題も認識しており、「夏場になって暑くなってきたので、もっと走らなければいけない」と強調した。

「高校時代から目指しているのは、点を取れる選手ではなく、チームを勝たせることができる選手。もう(プロ入りから)半年たっているので、結果を出したい」と意気込む。北九州戦の敗戦で連敗となり、18チーム中17位と下位に沈むチームは、まさに勝利に導く選手を必要としている。18歳のルーキーは鳥取の救世主となるべく、貪欲にゴールを目指す。

取材・写真◎石倉利英