ガイナーレ鳥取が、青山学院大のMF小澤秀充(おざわ・ひであつ)の加入内定を発表した。技術とスピードを生かしたドリブル突破が持ち味で、視察した岡野雅行ゼネラルマネジャーが一目惚れして獲得に至ったという。

上写真=鳥取への加入内定が発表された小澤(写真◎GAINARE TOTTORI)

「日々全力で取り組みたい」

 1999年4月28日生まれ、静岡県出身の小澤は、初倉FCから静岡学園中、静岡学園高と進んで技術を磨き、青山学院大での4年間で力を伸ばした。持ち味はドリブル突破で、静岡学園仕込みのテクニックに加え、スピードも兼ね備えている。

 キーマンとなったのは『野人』岡野雅行・代表取締役ゼネラルマネジャー(GM)だった。今年は東京都リーグで戦っていた青山学院大の試合を視察し、小澤のプレーを見て一目惚れ。その日のうちに強化部と連絡を取り合い、獲得に向けて動き出したという。鳥取からアルビレックス新潟、浦和レッズへとステップアップしたFWレオナルドを、ブラジルへの現地視察で発掘した岡野GMの眼力が、プロへの道を切り開く格好となった。

 クラブを通じて発表された本人のコメントは以下の通り。

「このたびガイナーレ鳥取に加入することになりました、青山学院大学の小澤秀充です。

 幼い頃からの夢であるプロサッカー選手を、ガイナーレ鳥取でスタートすることを大変うれしく思います。

 自分のサッカー人生に携わっていただいた、さまざまな人への感謝を忘れずに、日々全力でプレーに取り組みたいと思います。

 また、自分の武器であるドリブル突破でチームの勝利に貢献できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」