写真◎J.LEAGUE
福島ユナイテッドFCは21日、新型コロナウイルス感染症のPCR検査において、新たにトップチーム所属選手3名が陽性判定を受けたと発表した。18日に選手2名の陽性判定を確認しており、この日までに計5名が陽性判定を受けることとなった。この結果を踏まえ、保健所より4月18日から5月1日まで活動自粛を要請され、4月25日に予定されていたJ3第6節・いわてグルージャ盛岡戦の中止が決まった。
上写真=21日までに選手5名の陽性判定を確認した(写真◎J.LEAGUE)
18日判明の2名に続き、新たに3名の陽性を確認
19日にトップチーム所属選手2名が陽性判定を受けていたが、19日実施のPCR検査の結果、21日までに新たに3名の陽性が確認された。陽性者は計5名となり集団発生事案となったため、福島市保健所よりトップチームに対し、4月18日(日)から5月1日(土)までの活動自粛が要請されることとなった。
トップチーム全員がJリーグ試合実施要項に定めるエントリー要件を満たさないこととなり、福島ユナイテッドFCがJリーグ規約に定めるエントリー下限人数を満たさないことが明らかであるとチェアマンが判断。開催が予定されていた4月25日(日)の『2021明治安田生命J3リーグ第6節・いわてグルージャ盛岡戦』(@とうほう・みんなのスタジアム)は、中止となった。代替日については今後、決定次第発表となる。
なお、当該選手には発熱などの症状はなく、保健所の指導のもとで、隔離のうえ体調回復に努めている。また、当該の選手以外は現時点で全員の陰性が確認されている。
中止となった試合のチケットや招待券の扱いおよび払い戻し方法についても決定次第、公式HP等で発表される。