2月6日、ガイナーレ鳥取がホームのAxisバードスタジアムで紅白戦を行なった。一般のファン・サポーターにも公開され、躍動する選手たちの動きに、来場者も開幕への気持ちを高ぶらせていた。

上写真=鳥取のホーム、Axisバードスタジアムで行なわれた紅白戦(写真◎石倉利英)

約600人が来場して一般にも公開

 鳥取は1月末から、事前に実施日を決めてファン・サポーターに練習を公開しており、公開日となったこの日は好天に恵まれたこともあり、Axisバードスタジアムには約600人のファン・サポーターが来場。座席の距離を空けるなどの感染対策をして見守る人々を前に、選手たちは2チームに分かれて45分×2本の紅白戦を実施した。

 試合は両チームが激しい攻防を繰り広げ、好プレーには見学者から大きな拍手が起こるなど、公式戦さながらの雰囲気に。0-0の引き分けに終わり、得点という点では物足りなさも残ったものの、多くの収穫と課題を得た90分間となった。

 東京農業大から加入し、この日初めてAxisバードスタジアムでプレーしたDF小山珠里は「芝生が素晴らしく、お客さんも入っていて、公式戦でもプレーしたい思いが強くなった。今後も練習試合があるので、開幕から出場できるようにアピールしていきたい」と決意を新たに。選手・スタッフ全員がそろってのあいさつでは髙木理己監督が「皆さんをJ2のサポーターにします。必ずJ2に連れていきます。全員で、とにかく勝ちましょう!」と呼びかけ、スタンドからひと際大きな拍手が沸き起こっていた。

取材・写真◎石倉利英