ガイナーレ鳥取は1月10日、千葉・市立船橋高のDF石田侑資が加入すると発表した。11日に決勝が行なわれる高校選手権にも主将として出場していた石田は、11月末に練習に参加して高い評価を受けていた。

上写真=今年度は市立船橋高で主将を務めていた石田(写真◎BBM)

大学進学を断ってプロへ

 2002年11月11日生まれ、徳島県出身の石田は、徳島ヴォルティスジュニアユースから千葉・市立船橋高に進学。的確なコーチングと気迫あふれる守りで早くから出場機会を得ていた。

 卒業後の進路はプロ一本に絞り、大学からの誘いをすべて断っていた。昨年11月末に鳥取の練習に参加すると、初日の実戦形式のメニューから3バックの中央に入り、周囲のプロ選手に指示を飛ばしながら安定したプレー。JFLクラブとの練習試合でも好プレーを見せて高い評価を受け、加入に至った。

 石田は鳥取のクラブ公式HPを通じて「このたび、ガイナーレ鳥取に加入内定が決まりました、市立船橋高校の石田侑資です」とあいさつ。「これまで支え、育てていただいた、家族をはじめ、指導者の方々などへの感謝の気持ちを忘れず、謙虚に直向きに日々成長していきます。そして、自分の特長である声と気持ちの強さで1年目から多く試合に絡み、ガイナーレ鳥取を日本一のクラブにします。応援よろしくお願いします!」と力強く決意を示した。