写真◎J.LEAGUE
J3のFC岐阜は25日、ゼムノビッチ監督との契約を解除したことを発表した。後任は仲田建二トップチームヘッドコーチが監督に昇格し、木村哲昌チーム統括本部長がアドバイザーコーチを兼任する。
上写真=昨季はヘッドコーチとして水戸の躍進を支えた仲田新監督(写真◎J.LEAGUE)
「しっかりと闘う集団にする」
山梨県出身の仲田氏はヴァンフォーレ甲府で10年間プレーした後、同クラブのコーチなどを歴任。2018年から水戸ホーリーホックのヘッドコーチを務め、今季より岐阜のヘッドコーチに就任していた。
仲田氏はクラブを通じ「シーズン途中の時期ですが大役を任せて頂いたクラブに対して感謝していますし、それにしっかり応える責任感を持って挑みます。チームの最大の目標であるJ2昇格に向けて、一戦毎に積極的に戦って行きます。FC岐阜にかかわる皆様が今まで物足りないと感じていた、『しっかりと闘う集団にする』という事に第一に取り掛かります。まずは今までやってきたことをベースにしながら、守備をするチームからいつでもアグレッシブに攻撃できるチームにして行きます。ファン・サポーター、スポンサーの皆様、FC岐阜に携わる全ての人が観に来て良かったというゲームを毎試合できるように、そんなチームにしていきます」と意気込みを語った。
岐阜の宮田博之代社長は「ファン・サポーター、スポンサーの皆様にはコロナ禍の厳しい時代にも拘わらず、J3においても引き続き応援・ご支援を頂き有難うございます。16試合、勝点28で暫定順位6位の現状を仲田新監督の元で今後『闘う集団』に変えて優勝を目指して参ります。どうか多勢の皆様の更なる応援をよろしくお願い申し上げます」とコメントした。