FC今治FW澤上竜二が、8月23日のカターレ富山戦で先発出場した。セレッソ大阪からの期限付き移籍での加入後、初のスタメンも無得点。試合後は新天地の戦術へのフィットなどを課題に挙げている。

上写真=加入後初先発で82分までプレーしたが、無得点に終わった澤上(写真◎FC.IMABARI)

「決まりごとが結構あるのが難しい」

 FC今治は8月23日の明治安田生命J3リーグ第11節で、カターレ富山とホームで対戦したが、0-3で敗戦。今季最多の3失点と守備が乱れ、攻撃もシュート3本に封じられる完敗だった。

 13日にセレッソ大阪からの期限付き移籍で加入したFW澤上竜二は、16日の第10節、アスルクラロ沼津戦に交代出場して今治デビュー。富山戦は初めて先発で起用されたが、シュートゼロと不発に終わり、82分に退いた。試合後は「今日は裏に抜けることを要求されていたけど、抜けて基点になるプレーは少なかった」と厳しい展開を振り返っている。
 
 新天地の今治については「入る前は、ポジションを取って、つないで、ポゼッション、というイメージだった」という。しかし「入ってみると、ロングボールで裏に抜けることを求められることが多い」と印象を語り、「決まり事が結構あるのが難しい部分」と戸惑いも口にした。

 リュイス・プラナグマ監督も試合後、澤上について「まだまだ我々のプレースタイルを学び、フィットしていかなければいけない」と指摘している。澤上が「今治はゴール前に入っていくプレーが良い選手が多いけど、中盤や前線で基点になれるのは、他の選手にない持ち味だと思う」と語る自身の武器を、チームの中でどう生かしていくかが今後のポイントになりそうだ。

 今治は8月25日にファジアーノ岡山FWレオ・ミネイロの完全移籍での加入が発表され、前線のポジション争いは激しさを増す。「昇格するためには、自分の持ち味を早く周りに知ってもらうことが必要」と語る澤上は、「どんどん周りに伝えていこうと思っている。もっと要求して、チームに早くなじめるようにやっていけたら」と続け、今治のJ2昇格に貢献したい思いを新たにしていた。

現地取材◎石倉利英 写真◎FC.IMABARI