FC琉球のブラジル人MFハモンが、ガイナーレ鳥取に期限付き移籍することが発表された。U-17ブラジル代表歴を持つ左利きのアタッカーは、昨季途中から日本でプレーしており、今季はJ3でプレーすることになった。

上写真=昨季途中に琉球に加入したハモン(写真◎J.LEAGUE)

U-17ブラジル代表でもプレー

 1998年9月19日生まれ、ブラジル出身のハモンは、フルミネンセの下部組織で育った左利きのアタッカーで、2015年、16年にはU-17ブラジル代表でもプレーしている。昨季途中の2019年7月にFC琉球に期限付き移籍し、J2で9試合に出場、無得点に終わっていた。

 今回は琉球からの期限付き移籍で鳥取に加入する。移籍期間は2020年12月31日まで。加入にあたり、鳥取の公式ホームページで「このたび、FC琉球から期限付き移籍で加入させていただきました。新しいクラブを知ることができる、このような機会を与えてくれてうれしく思います。チームの目標であるJ2昇格に向けて力になれるよう、貢献できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いいたします」とコメントを発表した。

 鳥取にとってはFWフェルナンジーニョ、FWジョアンデルソンに続く今季3人目のブラジル人選手となる。昨季7位の鳥取は、リーグ6位タイの49得点に終わった得点力アップを目指しており、ブラジル人トリオが核として得点力を発揮できるかが、2013年以来のJ2昇格を果たせるかのポイントになりそうだ。