ガイナーレ鳥取がブラジルから新外国人FWのジョアンデルソンを獲得したことを発表した。2018年に来日1年目でJ3得点王となり、アルビレックス新潟を経て浦和レッズに加入したFWレオナルドのような活躍はなるだろうか。

上写真=鳥取の得点源として期待が掛かるジョアンデルソン(インテルナシオナル所属時代/写真◎Getty Images)

機動力のあるレフティー

 ジョアンデルソンは1996年2月16日生まれ、ブラジル出身の23歳。サンパウロ、クルゼイロなど国内クラブでのプレーを経て、グレミオからの完全移籍で加入した。180センチ・74キロのレフティーで、センターフォワードというよりは、機動力を生かしたドリブルからのフィニッシュを武器とするセカンドアタッカータイプ。ガイナーレ鳥取にとってはFWフェルナンジーニョに続く、今季2人目のブラジル人選手となる。

 鳥取は2018年、加入1年目のFWレオナルドが24得点でJ3得点王となる活躍を見せたが、オフにアルビレックス新潟に移籍。19年はFWユリが加入したものの、負傷離脱期間が長く、わずか2得点と期待外れに終わった。同年に加わったDFアドリエル、18年から所属していたFWヴィートル・ガブリエルが退団し、ここまで外国人選手はフェルナンジーニョ1人だったが、新たな攻撃のピースが加わったことになる。

 レオナルドは19年、新潟で28得点を挙げてJ2得点王に輝き、浦和レッズへとステップアップした。ジョアンデルソンも同じように鳥取で大活躍して鳥取をJ2昇格に導き、個人でもJ2、J1へとステップアップできるかが注目される。