徳島ヴォルティスは1月6日、名古屋グランパスからMF石田凌太郎が期限付き移籍で加わることを発表した。生きの良いプレー、ゴールへ向かう強い意欲が魅力のアタッカーが、出場機会を求めて地元を飛び出した。
上写真=石田凌太郎が育ったクラブをあとにして、新しい挑戦に臨む(写真◎J.LEAGUE)
「認めていただけるように」
名古屋グランパスのアカデミーからトップチームへと駆け抜けた石田凌太郎が、今度は徳島の地でその強い気持ちを表現してみせる。
石田は17歳で2選手登録選手として天皇杯でデビューし、プロとしては20年にリーグ7試合などで出場機会を得ていた。しかし、21年はリーグ戦の出場はなし。出場機会を増やすために、徳島ヴォルティスに新天地を求めた。
「はじめまして! 名古屋グランパスから加入しました石田凌太郎です。
一日でもはやくサポーターのみなさんに認めていただけるよう頑張ります。必ずJ1に戻りましょう。スタジアムでお会いしましょう!」
負けん気の強さと、恐れることなくゴールへ向かって勝負を仕掛けるのが最大の魅力。名古屋のファン・サポーターへのメッセージにも、それがよく表れている。
「名古屋で始まり名古屋で終わるストーリーを叶えるために徳島の地でぶっちぎってゴールまで突き進んできます! 行ってきます!」
なお、期限付き移籍期間は2023年1月31日までで、2022シーズン公式戦で名古屋との対戦には出場できない。
石田凌太郎(いしだ・りょうたろう)
■生年月日:2001年12月13日(20歳)
■出身地:神奈川県
■身長/体重:176cm/71kg
■ポジション:MF
■経歴:グランパスみよしスクール - 名古屋グランパスU-12 - 名古屋グランパスU-15 - 名古屋グランパスU-18 - 名古屋グランパス
■代表歴
2016年 U-15日本代表
2019年 U-18日本代表
■出場記録
J1:7試合0得点
リーグカップ:2試合0得点
天皇杯:2試合1得点